1-0で勝利!
待ちに待ったホーム開幕戦を見届けようと、好天の空の下5069人の観衆が詰めかけた今節。開幕から続く良い流れをホームでも見せてくれました。
昨年までは、アウェイで良い試合をしてもホームではトーンダウンしてしまうということもままあったのですが、今節は違いました。
きちんと自分たちのやりたいサッカーが出来ていた。その上で相手のチャンスの芽を摘み、主導権を簡単に明け渡すことはありませんでした。
シュートまでもっていく、果敢にゴールを狙っていくという部分に関しては物足りなさも感じましたが、それでもCKのチャンスをしっかりとモノにして得点しました。
そして、守ってもシーズン初の無失点。相手に良い形を作らせませんでした。
これぞ、今年のカターレ。
今のチームを初めて目にしたファン・サポーターも多かったでしょうが、去年と比べても明らかにレベルアップしている姿を見せることができたのではないかと思います。
クラブ発足6年目、J参入5年目にして、初のホーム開幕戦勝利。ひとつ、ジンクスを破ってみせました。
ブレイクスルーの有言実行。
この勝利は、さらなるブレイクに向けてのまだまだ始まりにすぎません。
インフルエンザの影響で欠場していたタイジローがアンカーとして今季初出場。代わった大西がワイドに移動するかたちで前節からスタメンを変更して臨んだ今節。
「前半30分まで、慎重になり過ぎて相手の背後を突くような攻撃がなかった。硬くなっているのかなと思った」と監督が振り返る通り、最初のうちはなかなかシュートに結びつくような攻撃ができませんでした。
一方で、やりたいサッカーができているなという安堵感もありました。
前節、前々節で見せていたような果敢にボールに絡んでいく姿、きちんとしたパス回しは今節も健在で、全員に徹底していることが見て取れました。タイジローにしても、ちゃんと落ち着いて周りの状況を判断したうえでのパス、ということがはっきりしていました。
あるいは、愛媛側も面くらっていたかもしれません。去年の富山よりも明らかにきちんとパスをつなぐし、ボールにもしつこく食らい下がっていく。こんなはずでは、と思っていたことでしょう。
選手各々がしっかりと目的意識を持ってプレーし、他人任せにしない。そんな姿勢が功を奏し、前半は愛媛をシュート0に抑えました。
前半はスコアレスで折り返し、勝負の後半。
ハーフタイムに前半にできなかった部分、つまりはシュートまでもっていけという監督の指示を受け、その指示通りに果敢に攻めた西川がシュート。腕一本ではじいた相手GKのセーブに阻まれてしまったものの、CK獲得。
試合が動いたのは55分。
そのCKでキッカーのヨングンが正確なキックを披露。そこに飛び込んできたのはキャプテン・足助!一旦ははじかれながら、それを詰めた朝日がゴール!
大事な試合で、ミスターカターレがまたしてもやってくれました。
流れの中からのゴールではなかったにせよ、チャンスを作った西川しかり、絶妙なCKのヨングンしかり。最後に決めた朝日は言わずもがな。それぞれの選手が自分のやるべきことをやったからこそのゴールであったと思います。
去年と同じであったなら、先制してもちょっとしたことで追いつかれ、あるいは逆転までされてしまっていたことでしょう。
しかし、そうはなりませんでした。
気を緩めることなく、自分たちのサッカーを貫くことを忘れませんでした。運動量の落ちる後半にあってもそれは変わらず。途中出場の苔口や大山にしてもきちんとゲームに入り、きちんとつなぐ、チャンスと見れば裏への抜け出しを試みるなど、しっかりとした意思が伝わってきたのでした。
そして、試合終了間際の87分。リードしながらもその差わずかに1点、是が非でも守り切らなければならないという場面で、御厨がカターレデビューを果たしました。
出場時間こそ短かったものの、けがで出遅れてしまっていたぶん、いろいろな思いもあったことかと。これを機に、スタメン定着に向けて更なる精進を望みたいところです。
そして、試合終了。見事に1点を守りきり、無失点に抑えて勝利したのでした。
沸き上がるファン・サポーター。みんなが待っていたホーム勝利を、今季ホーム戦1試合目にして成し遂げてくれたのでした。
正直、もっと出来たはず、という思いもあります。もっと果敢に相手ゴールを脅かすかたちを作り出せていたなら、とか。
それでも、課題がはっきりしているぶんだけ、なんとかしてやろうという意気込みもまた、強くなっているはず。
まずは、勝利おめでとうということで。
勝って、そのうえで課題を修正するという好循環にもって行けたなら、まだまだカターレは強くなる。そんな気がします。
待ちに待ったホーム開幕戦を見届けようと、好天の空の下5069人の観衆が詰めかけた今節。開幕から続く良い流れをホームでも見せてくれました。
昨年までは、アウェイで良い試合をしてもホームではトーンダウンしてしまうということもままあったのですが、今節は違いました。
きちんと自分たちのやりたいサッカーが出来ていた。その上で相手のチャンスの芽を摘み、主導権を簡単に明け渡すことはありませんでした。
シュートまでもっていく、果敢にゴールを狙っていくという部分に関しては物足りなさも感じましたが、それでもCKのチャンスをしっかりとモノにして得点しました。
そして、守ってもシーズン初の無失点。相手に良い形を作らせませんでした。
これぞ、今年のカターレ。
今のチームを初めて目にしたファン・サポーターも多かったでしょうが、去年と比べても明らかにレベルアップしている姿を見せることができたのではないかと思います。
クラブ発足6年目、J参入5年目にして、初のホーム開幕戦勝利。ひとつ、ジンクスを破ってみせました。
ブレイクスルーの有言実行。
この勝利は、さらなるブレイクに向けてのまだまだ始まりにすぎません。
インフルエンザの影響で欠場していたタイジローがアンカーとして今季初出場。代わった大西がワイドに移動するかたちで前節からスタメンを変更して臨んだ今節。
「前半30分まで、慎重になり過ぎて相手の背後を突くような攻撃がなかった。硬くなっているのかなと思った」と監督が振り返る通り、最初のうちはなかなかシュートに結びつくような攻撃ができませんでした。
一方で、やりたいサッカーができているなという安堵感もありました。
前節、前々節で見せていたような果敢にボールに絡んでいく姿、きちんとしたパス回しは今節も健在で、全員に徹底していることが見て取れました。タイジローにしても、ちゃんと落ち着いて周りの状況を判断したうえでのパス、ということがはっきりしていました。
あるいは、愛媛側も面くらっていたかもしれません。去年の富山よりも明らかにきちんとパスをつなぐし、ボールにもしつこく食らい下がっていく。こんなはずでは、と思っていたことでしょう。
選手各々がしっかりと目的意識を持ってプレーし、他人任せにしない。そんな姿勢が功を奏し、前半は愛媛をシュート0に抑えました。
前半はスコアレスで折り返し、勝負の後半。
ハーフタイムに前半にできなかった部分、つまりはシュートまでもっていけという監督の指示を受け、その指示通りに果敢に攻めた西川がシュート。腕一本ではじいた相手GKのセーブに阻まれてしまったものの、CK獲得。
試合が動いたのは55分。
そのCKでキッカーのヨングンが正確なキックを披露。そこに飛び込んできたのはキャプテン・足助!一旦ははじかれながら、それを詰めた朝日がゴール!
大事な試合で、ミスターカターレがまたしてもやってくれました。
流れの中からのゴールではなかったにせよ、チャンスを作った西川しかり、絶妙なCKのヨングンしかり。最後に決めた朝日は言わずもがな。それぞれの選手が自分のやるべきことをやったからこそのゴールであったと思います。
去年と同じであったなら、先制してもちょっとしたことで追いつかれ、あるいは逆転までされてしまっていたことでしょう。
しかし、そうはなりませんでした。
気を緩めることなく、自分たちのサッカーを貫くことを忘れませんでした。運動量の落ちる後半にあってもそれは変わらず。途中出場の苔口や大山にしてもきちんとゲームに入り、きちんとつなぐ、チャンスと見れば裏への抜け出しを試みるなど、しっかりとした意思が伝わってきたのでした。
そして、試合終了間際の87分。リードしながらもその差わずかに1点、是が非でも守り切らなければならないという場面で、御厨がカターレデビューを果たしました。
出場時間こそ短かったものの、けがで出遅れてしまっていたぶん、いろいろな思いもあったことかと。これを機に、スタメン定着に向けて更なる精進を望みたいところです。
そして、試合終了。見事に1点を守りきり、無失点に抑えて勝利したのでした。
沸き上がるファン・サポーター。みんなが待っていたホーム勝利を、今季ホーム戦1試合目にして成し遂げてくれたのでした。
正直、もっと出来たはず、という思いもあります。もっと果敢に相手ゴールを脅かすかたちを作り出せていたなら、とか。
それでも、課題がはっきりしているぶんだけ、なんとかしてやろうという意気込みもまた、強くなっているはず。
まずは、勝利おめでとうということで。
勝って、そのうえで課題を修正するという好循環にもって行けたなら、まだまだカターレは強くなる。そんな気がします。