磐田市の文化財に「旧赤松家」があります。旧赤松家は、当主の元男爵の赤松則良が明治時代に建てた邸宅です。
赤松則良は、江戸末期に勝海舟と共に太平洋を横断した咸臨丸の乗組員であり、その後オランダへ造船技術の留学をした近代日本造船の先駆者でした。(中略)地盤が強く洪水の心配のない見付に居を構え移住したといわれています。
邸内の敷地には、市指定(一部県指定)の文化財が数多くあり、邸内に見学のための「旧赤松家記念館」も設置されていて、駐車場完備、無料で見学できますからぜひ訪ねてみてください。
今日はその赤松家の観光スポットのうち文化財指定の建物を三画像でご紹介します。小画像は県指定の文化財で「旧赤松家の門・門番所」です。当時、訪れた人や付け人が待たされた建物で、造形の巧みさが県指定の文化財となっています。
下画像左が米蔵。赤松家の米蔵として使われ、現在は展示室として使用中。右は、図書蔵。ここには江戸初期から明治・大正にかけての書籍資料が3000冊収められていたといいます。当時の私設図書館ですね。
米蔵 図書蔵
このほか、多くの画像はありますので、後日デジブックスライドショーでご紹介したいと計画しております。(時期未定)