かねてから、栽培や収穫の様子をご紹介して参りました千成ヒョウタンが、収穫後のタネだしや乾燥まで完了しました。
この後はそれぞれの活用(絵をかいたり彫刻したり、貼り絵をしたりといろいろ)ですが、その前の段階まで完了いたしました。
これまでご紹介してきました、1本の茎で収穫できたのは、ツルになった約60個のヒョウタン。それを、水に浸け、種だしをするまでに腐ったり種だしの際に口元から壊れたりして、乾燥までに収穫できたのは50個でした。(普段収穫の3倍以上です。)種だしは小さいほど難しいですが、それでも1本あたりでは過去最高の収穫量となりました。
画像左は、ヒョウタンを振っても種が出ないものをピンセットで引出します。中画像は、1個のヒョウタンから出たタネの総数(およそ60~90個が入っています)。右は種だしから更に1~2週間水漬けをしてから、割り箸を土に建て、ヒョウタンを逆さにして乾燥させています(2~3日)。
種だしの 一部 1個から出たタネの全数。 割り箸にかけ乾燥します。