袋井市の東部に「厄除観音」と「厄除けだんご」で知られる寺院「法多山(はったさん)尊永寺」があります。
袋井市内にある三つの有名寺院を遠州三山と呼び、「油山寺」と「可睡齋」とともに法多山も信仰の対象とともに観光的名刹になっています。
法多山は奈良時代に聖武天皇の勅命により行基上人が、この地に自ら正観世音菩薩を彫り安置したことに始まるという、由緒ある厄除け観音として、正月の初詣は多くの人が訪れます。そして人気なのが、誰もが知る「法多山の厄除けだんご」。小さな棒の先にあんこが塗られ一口に5本ぐらい食べられるおいしくかわいいだんごです。多くの人がお参りの帰りに買い求めています。
もう一つ法多山で忘れてならないのが、参道の入り口にある「仁王門」。桃山時代の遺風を残す三間一戸の雄大な楼門で、国指定の重要文化財になっています。小画像は法多山本堂です。
法多山の仁王門(国指定重要文化財) 大人気の「法多山厄除けだんご」