今日ご紹介の秋葉山常夜燈は、掛川市の北東部で、倉真(くらみ)地区(区分のB地区になります)に所在する三つの常夜燈です。
最初は、西光寺の参道に設置されている龍燈型の常夜燈で、長年経過で破損状況も進んでいました。中は整理され空間で、火袋等はみられませんでしたが、屋根の瓦の裾に唐獅子が逆立ちしている瓦があり、大変貴重なものと伺うことが出来ました。小画像と下画像二つ。
西光寺入口の「龍燈:切妻型」の常夜燈。
次が、王子神社前の入口に立つ石燈籠の秋葉山常夜燈です。基礎もしっかりした土台で安定していますが、上部の火袋部分がない状態でした。
王子神社の常夜燈二景
最後は、里在家地区にある少々小さめの常夜燈。隣の赤い小屋(中を確認せずに来て失敗です)の横に並んで立っていて、常夜燈の前面に秋葉山の守り札がくくりつけられていました。こちらは火袋もあり、電球が付けられていました。
里在家に秋葉山常夜燈。