気ままな趣味の散歩道

趣味にまつわる話題を、デジカメ画像などを活用し郷土の写真、菜園と園芸、郵趣、版画と年賀状などを紹介してまいります。

茶畑の管理

2013-05-14 19:15:08 | 至福の一服《お茶》

 今年の新葉は一段落しました。茶農家の皆さんがこの1年間に丹精込めて育ててきた一番茶は、摘みとられその役目を終えましたが、その後の管理がまた大変です。

 一番茶の後は、6~7月ごろ二番茶を収穫する皆さんもありますが、今年の収穫は一番茶だけで終わり、来年に向けてのスタートがあります。今日のご紹介は茶畑を茶色に染めてしまう、茶畑の「中狩り」です。お茶の木は普通の木と同じように成長します。そのまま放っておくと高さ5m~10mもの大木に成長します。が、それは置いといて、茶の木を若返らせて次の新しい茶葉が収穫できるよう、お茶畑の木は4~5年に1度、上部を刈り込み普段のお茶畑ではない茶色の畑に変身させてしまいます。

 以前は一気に枯れたかのように思っていましたが、これが木を若返らせる中狩り(ちゅうがり)です。今年のお茶は収穫せずに来年の新茶に向けての作業が始まり茶色に変身した茶畑をご紹介します。(上の小画像=拡大します)

 下画像左は一番茶(新茶)を収穫した後の茶畑。これをさらに深く刈り込み(右図)、中央部は枯れた木の棒のようになります。ここから来年の新茶が収穫できます。

   

           新茶収穫直後。                         深く刈り込む中狩り。

 

 

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