中田島海岸(浜松市中田島町)へ久しぶりに行ってみました。それは5月3日の浜松凧揚げまつりの折、会場からすぐの海岸へ。
以前、わたくしたちが子供のころ(50年以上前の話)は、天竜川にダムもなく、川の流れで運ばれる土砂が、遠州灘海岸に堆積し、砂浜は広がる一方でした。その後佐久間ダムや、秋葉、船明ダムなどが建設され、運ばれる土砂は急減。海岸は堆積どころか、浸食に転じました。
中田島砂丘は日本三大砂丘の一つともいわれ、海岸へたどり着くまでは砂丘をいくつも乗り越えた記憶がありますが、その面影はありません。今ではすぐ近くまで海岸線が来ています。浸食防止のテトラポットが設置されたりして大海原が眺められる風景は変貌していました。
ちょっとさびしさも覚えつつ、海岸風景を撮りましたのでご紹介します。小画像は漁船や、祭り撮影のヘリコプターが飛ぶ、どこまでも続く海原風景です。
下画像左はテトラポットが設置されなお短くなった海岸線。右は小さくなった砂浜の風景です。
以前はテトラポットの先まで砂浜がありました。 砂浜も小さくなりました。