JR掛川駅の改修工事が始まっていました。人口12万人の玄関口、掛川駅は渋い形の木造の駅舎でしたが、耐震化等の問題で建て替えが議論されてきました。その中で、この木造の駅の形を残そうと関係者の間で市民アンケートが採られ、原風景を残しての改修となったようです。その工事がこの程始まり先日、駅利用の際に、工事用のカバーの架かった木造駅舎と仮設駅を画像に収めましたのでご紹介します。下画像左が工事中の駅舎。右がこれまでの駅舎。
改修工事の始まった掛川駅。 改修前の木造掛川駅舎。
仮設の駅舎は上画像の右方に作られていました。同じく仮設の改札口と合わせてご紹介します。
仮設掛川駅の入り口。 同改札口。
※ (私見) 掛川駅を改修するに当たり、高齢化社会を迎え、周辺の駅(島田駅や菊川駅など)のように、平面フラットや橋上駅などに近代的利便性を完備した全面改修駅に変わるよう希望していましたが、それはアンケート多数派によりかなわぬことになってしまいました。画像にもあるように駅正面の10段ほどの段差も取り払われタクシーなどの乗り場と同一面になれば弱者にとっても利用面でプラスになると思いましたが、今となっては。 工事が始まったからには上記のような、高齢者等を含めた弱者への利便性に配慮された素敵な駅に生まれ変わることを期待しています。