掛川市に現存する秋葉山常夜燈全86ヶ所をご紹介しています。今回は市北西部で天浜線沿線の4ヶ所をご紹介します。
上の小画像(拡大します)と下2画像は、吉岡・八王子神社内に建立されている「石燈籠:神前型」の常夜燈です。神社前の広場の横にありますので目立ちますが、後ろへ回ってみると、以前に倒壊したことがあるのか、一部が欠けている部分が見られました。
右図のように2~3ヶ所にかけている部分が見られました。
次は吉岡地区の公民会前に建っている、「石燈籠」で「春日燈籠型」のこの地区では珍しい形の秋葉山常夜燈です。(掛川市内には唯一の形です)
掛川市内では唯一の形「春日燈籠」です。屋根の形が違いますね。
次は、幡鎌地区の最福寺前にある「龍燈:切妻型」の常夜燈です。一部修復もされていますが、破損状態が進んでいるように見えました。
腰板部分の修復はされていますが破損状態も進んでいるようです。
最後は、本郷地区で長福寺前にある「龍燈:切妻型」の常夜燈です。石造りのしっかりした土台の上にでんと構える小屋の形の龍燈です。後ろに回ってみると屋根の鬼瓦や建物も威厳がありました。
鬼瓦も立派。スマートな形の風格があります。
※ すでに半数以上の秋葉山常夜燈をご紹介してまいりました。ご紹介済みの常夜燈をご覧いただくには当ブログ左欄のカテゴリーの中の「掛川の神社仏閣と文化財」を選択いただくと比較的早めに見つけることができます。