気ままな趣味の散歩道

趣味にまつわる話題を、デジカメ画像などを活用し郷土の写真、菜園と園芸、郵趣、版画と年賀状などを紹介してまいります。

絵手紙とぐんま絹遺産④

2014-12-18 13:35:50 | 版画と年賀状
 世界遺産登録された「富岡製糸場」関連の群馬県の絹遺産群を絵手紙とガイドブックからの抜粋でシリーズでご紹介しています。
 群馬県在住の友人から頂いた絵手紙がきっかけで、「ぐんまの絹遺産」をブック上で回っています。
 
上の小画像のように、群馬県は主に4つの地区に区分されているようです。一つは、県庁所在地の前橋市や伊勢崎市のある「県央地区」、二つ目は県北部で、沼田市や草津温泉のある「利根・吾妻地区」、三番目は高崎市や、富岡市がある「西毛地区」、四つ目が桐生市や舘林市のある「東毛地区」です。

 四回目のきょうは、県央地区の絵手紙で描かれた絹遺産関連施設と、県央地区にある絹遺産関連の国登録有形文化財となっている施設をパンフからのコピーでご案内します。

 最初は絵手紙。同地区内の渡辺家住宅〈養蚕〉と日本基督教団島村教会〈養蚕〉です。

    
         渡辺家住宅。                島村教会。

 渡辺家は、戦前まで蚕種〈蚕の卵)を販売していた養蚕農家で、大正時代に大改造し、小屋組みにキングポストトラスを採用、屋根に三つの換気用の越屋根があるのが特徴です。

 島村教会は、養蚕業の田島善平らが、蚕種の輸出で横浜に行った折、キリスト教に触れ、明治30年に洋風の意匠で、半切妻の屋根とハーフティンバー風の玄関が特徴となっています。

 続いて、県央地区にある絹遺産関係の上記島村教会を含む六つの国登録有形文化財をご紹介します。この地区だけでも絹遺産関係の国登録有形文化財が6ヶ所もあるとは驚きです。


 (萩原家住宅〈養蚕〉)


 (旧安田銀行担保倉庫〈流通〉)


 (上毛電気鉄道〈流通〉)


 (小茂田家住宅〈養蚕〉)


 (旧勝山社煉瓦蔵〉)

 
 以上が国登録有形文化財のご紹介です。それ以外の絹遺産施設がたくさんありますが、数が多いので省略いたします。
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