気ままな趣味の散歩道

趣味にまつわる話題を、デジカメ画像などを活用し郷土の写真、菜園と園芸、郵趣、版画と年賀状などを紹介してまいります。

年賀状・孔版の重ね摺り

2014-12-27 08:58:34 | 版画と年賀状
 新年のご挨拶「年賀状」は準備できましたか。
 友人・知人からの携帯やスマホのメールでの「謹賀新年」もいいものですが、日本人の心に残る「年賀状」。1年刊のご無沙汰と近況報告。いつまでも目に残る保管物として、あるいは住所録としての保存の価値感もあります。
 
 そんな年賀状を是非元旦に届けてみてください。手書き、パソコン、印刷依頼などどんなものでも皆さんが楽しみにしていることと思います。
 
 古い年賀状を整理していましたら、平成19年に「シャクヤク」を題材にした多色刷りの年賀状が出てきました。その頃は孔版印刷(ガリ版)の多色摺りをしていましたが、今ではパソコンで済ませています。

 その多色刷りの1~8色をだんだんに重ねていき、完成した経過があります。芍薬の年賀状が完成するまでを今日のブログご紹介としました。


 (左が最初の1色目:ピンク、右がそこに2色目を重ねました:オレンジ)


 (左が3色目:薄い緑、右が4色目:薄い赤紫)


 (左が5色目:濃い緑、右が6色目:黒)


 (左が7色目:更に薄い緑、右が8色目:濃い赤紫=完成)

 1色刷っては乾かせ、また次の日に1色刷っては乾かせての作業で、延べ8日間掛けて摺った記憶があります。
 今では材料がなかなか揃わないとのパソコンの便利さを覚えてしまし、ガリ版印刷は遠い昔のこととなってしましました。

コメント
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