気ままな趣味の散歩道

趣味にまつわる話題を、デジカメ画像などを活用し郷土の写真、菜園と園芸、郵趣、版画と年賀状などを紹介してまいります。

一度は集めてみたい切手

2015-12-07 17:28:10 | 郵趣と切手
 今日は、趣味のコレクションの中の『郵便切手』についてご紹介します。

 マニア(切手収集家)なら一度は集めてみたい切手が数々ありますが、多くのマニアが集めてみたいと思うのが今日ご紹介する、8種類の切手です。
 その筆頭に挙げられるのが昭和24年に発行された「月に雁」(歌川広重画・額面8円)です。当時の切手趣味週間記念として発行されたのはわずか200万枚。今の趣味週間切手と比較すると発行数は十分の一以下です。昭和33~36年ころに起きた第一次切手ブームに乗って一躍その価値が上がってきました。(以下に模造品のコピーで紹介していますが一部の切手商での販売価は1枚1万円ぐらいします)


 
 月に雁に次いで人気のあるのが、前年の昭和23年に発行された「見返り美人」です。菱川師宣の原画で、額面5円で、150万枚が発行されており、切手商の販売価は8千円程度しています。



 マニアになると最初に集めてみたいと思う切手のはこの2種類です。共に当時の5枚シートの形(模造品)でご紹介ましたが、小生は、それぞれ単片でしか持っていません。

 もう少し価格の面で手の届きそうな前記に続く切手が次の2種類です。
 
 

 上段が昭和30年発行の喜多川歌麿画の「ビードロを吹く娘」(額面10円)、下段が昭和31年発行の東洲斎写楽画による「市川蝦蔵」(額面10円)で、共に550万枚が発行されています。画像は共に模造品のシートからです。これも小生は各1枚づつしか持っていません。


 最後に、もっとマニアになると日本で最初に発行された切手を集めてみたいと思う人も出てきますが、販売価格が高額でコレクションとしてはなかなか手が出ますん。(もちろん小生も未収集です)ちなみにある切手商では4種合計価が18万6千円で販売しています。
 上の小画像(拡大します)の4種の切手がそれで、「龍文切手4種類」と呼ばれています。発行は明治4年3月1日で、額面は当時の貨幣単位の48文、100文、200文及び500文の4種でした。参考にしてください。
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