シリーズの「家康の散歩道」はいよいよ大詰め、次回で完結です。
今回の第14回目は「浜松市博物館」を訪ねました。
浜松市博物館は同市の数千年前の原始の時代から古代、中世、そして家康時代の近世。今に至る近現代と時代を追っての展示がされています。
家康公についての展示はそんなに多くありませんが、いくつかの展示の中からご紹介市ます。
まず浜松市博物館からです。
浜松市博物館は、先にもご紹介しました佐鳴湖に近い蜆塚遺蹟のある、蜆塚公園の一角にあります。
前述のように館内に入ると、原始時代のナウマンゾウが迎えてくれます。
徳川家康公関連は近世の中にありました。↑
(家康公に関する年表)
家康公の側近の図(下図)の説明で直政も家康に近い場所に描かれています。
家康に近いほど重臣に見られています。↑
家康が浜松城を構えたころは円形の曲輪を連ねた柵と土塁の城と言われています。
下絵図の説明文。
その後に描かれた浜松領分大規模地図。
街も整備されていったようです。
※ 上の小画像は三方ヶ原の戦いに敗れた時のしかみ顔の家康公です。
家康公の関連はあまり多くありませんでした。(むしろ浜松城内の展示物の方が多いかもしれません。)
同博物館ではこの常設展のほかに、展示内容が変わる特別展示室があり、訪ねたときには、明治から昭和のすごろく展や、夏休みに子供たちが楽しむ多くの体験企画が行われていました。機会があれば改めてご紹介したいと思っています。
※ パンフレットによる浜松市博物館開設。↓
いよいよ次回は最終回の「太刀洗の池」に向かいます。