今でこそ平年より気温の高い日が続いていますが、3月から4月の初めころまで、雨量が少なかったり、気温が低かったりで、県内の茶どころはどこも新茶の収穫に影響を与えていました。
5月に入って、集穫量も増えてきたようですが、例年には追いつかない状況も報道されています。
さて、その中で、掛川市内各地の茶摘み(茶刈り)が終わった茶園も、次の新芽を伸ばそうとまだまだ緑が生き生きとして見えました。
昨年、全国茶品評会で、最高の農林水産大臣賞を受賞した五明の茶園を10連休のあとに見て回りました。
新茶の若葉を刈る前とは多少変わった緑の風景ですが、美しい緑の風景が続いていました。
茶畑の新芽が刈り取られた茶の木の上部は平らになっていました。
その場面を茶の木の上部へぐんと近づいてみました。
茶園の風景を眺めながら粟ヶ岳を望む遠景にも目を向けてみました。
茶園の途中に茶色の茶園が見えますが、これは中狩りと言って茶園の再生。一番茶を収穫した後は今年は二番茶以降を収穫せず、来年に向けてまた若々しい茶葉と収穫できるよう茶園の保全の一つです。
皆さん今年の新茶を味わっていただいていますか。