今回は、市内でも各地でみられる「ツマグロヒョウモン」をご紹介します。
この蝶は地域SNSでご紹介された蝶と同じですが、我が家でもその生態が見られましたのでご紹介します。
ツマグロヒョウモンの雄〈♂)。
ツマグロヒョウモンのメス(♀)。
同じツマグロヒョウモンですが、メスはツマ(角)の方が黒い模様が強く、これが名前の言われのようです。
そしてこの蝶は、プランターに植えられたパンジー・ビオラの葉を好み卵を植え付けます。パンジーを育てていつの日か、葉が何かに食われ筋だけ残ったという経験はありませんか。
ビオラの下で卵からかえると赤と黒の縞模様の毛虫を見ることがあります。これが羽化するとツマグロヒョウモンになります。
上の画像の後、このような蛹になって1~2週間で羽化し蝶になります。
今の季節でもコスモスなどに飛来しますから観察してみてください。
☆ そして特報です。先週のこと。下画像の「ウラギンシジミ」が飛来しました。
飛ぶ動作は早く、一ヶ所にあまりとどまらす、また羽を閉じたままで止まりますから、上の蝶のように羽を広げたところは撮影できません。今回撮影できたのもラッキーでした。
裏が銀色で、飛んでいるときには白っぽく見えますから目にした方も。
垣根に止まったウラギンシジミ。このあとすぐにどこかへ・・・。
ちなみにこの蝶の羽を広げた姿をカタログ画像でご紹介します。↓
※ 上の小画像は、遠慮なく(?)ビオラの葉を食い荒らす、ツマグロヒョウモンの幼虫(毛虫)の集団です。