掛川市の生涯学習センターで江戸時代の画家「伊藤若冲(1716-1800)展」が開かれており、見学に行って来ました。
伊藤若冲の絵は多くの切手の図案に採用されており、元絵がどんなものか興味を引きました。
(↑展示会場案内版)※これ以上中は撮影禁止でした。
今回は、若冲の絵を西陣美術織で再現されたもので、その巧みな技(機械織)も堪能することができましたので、切手図案と共にご紹介します。
美術織で再現された西陣織の若冲の絵画。(パンフより)
伊藤若冲の絵は、鳥や花木の絵が多いようでした。
中でも群鶏は、動き・迫力が抜群のようです。
次に、若冲の絵がかつての切手にかなり登場していますので、コレクターとしてご紹介します。
2005年切手趣味週間として発行・大鶏雌雄図。↑
1973年に国際文通週間記念に発行された群鶏図。↑
次の三画像は、1998年の国際文通週間切手として発行された全6種とも伊藤若冲の切手です。90円、110円及び、130円の各2種全6種で、各額面の上段が国際文通週間記念、下段がグリーテイング切手となっています。
90円切手。上段:紅葉小禽(しょうきん)図・下段:櫟に鸚哥(インコ)図。
110円切手。上段:雪中鴛鴦(えんおう)図・下段:雪竹(せっちく)に錦鶏(きんけい)図。
130円切手。上段:芍薬(シャクヤク)群蝶図。下段:薔薇(ばら)に鸚哥図。
切手を集めていなければここまで興味を引かなかったかもしれません。
良いものを見せていただきました。(入場無料でした)