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掛川市内を流れる2級河川太田川の支流の8河川目の「逆川」です。
逆川は、太田川の支流の中では原野谷川に次いで二番目に長い川となり、粟ヶ岳下の起点標識までの長さは23.18kmあります。前回(7.15付)の下流域に続いて今回は、起点標識のあるところまでの上流部を訪ねます。
前回は、JR掛川駅から真っ直ぐ北へ。掛川城天守閣の下の緑橋までご案内しました。
その橋の一つ川上側には大手橋があります。
この橋の上からは掛川桜が咲く頃、掛川城天守と掛川桜の風景が眺められます。
一つ川上の奥姫橋のたもとには、掛川まつりで呼び物の大獅子の保管倉庫が説明版と共に立ちはだかっています。
そこからさらに川上の道神橋のたもとには、立派な土台に支えられた大きな秋葉山常夜灯が今も明かりをともしています。
その川上の葛川交差点は交通量も多く、馬喰橋下の川の中をのぞくと、ちょっと変わった構造も見られます。
3kmほど川上の栄川中学校付近の逆川風景です。
川上へ2kmほど。国一バイパス八坂インター近くの川風景です。
逆川はこの先でバイパスの下を通り、道の駅「掛川」や事任八幡宮のそばを通り北へ向けて山間に入っていきます。
事任八幡宮の掛川市指定の天然記念物のクスノキ(左)と大杉。
2kmほど上流へ。宝橋川下付近の川風景。
さらに1km川上へ。起点標識から川下へ最初の橋子の神橋周辺の逆川。
川幅も大分ちじまっできました。
起点標識に到着です。河口から23.18km地点です。
起点標識と川下風景。
源流まではもう少し粟ヶ岳の山肌近くまで続くと思われます。
遠方から見た粟ケ岳と茶文字。
粟ヶ岳の山頂付近と山頂から眺めた起点標識付近の風景。
粟ヶ岳の標高は、532m. ふもとの茶屋まで公営バスが運転されています。ここから徒歩で山頂まで1時間ちょっとで向かう人や、自転車で登る人も数多く見られます。
道は細いですが、マイカーでも登れます。山頂からは富士山が眺められたり、山頂カフェも人気です。
ぜひ一度お出かけください。
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