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気が向いた時に音もなく訪れるのは、優雅な舞をする「蝶」たちです。
毎年何十種類もの蝶にお目にかかりますが、その場にカメラを持ち合わせないと、画像に残すことはなかなかできません。
今年も注意しながらいくつかの姿を画像に残すことができましたのでご紹介します。皆さんのお宅でも目にすることのできる蝶たちです。〈今回は6種類をご紹介します。)
最初にご紹介はモンキアゲハです。
モンキアゲハは、大型の黒い蝶で、後ろ羽の中央に薄黄色の紋があるので、こう呼ばれています。
飛行中はその紋が白く目に飛び込んできますからモンキアゲハであることの判別は容易です。南方系の蝶で本土で繁殖し、その美しさは、東洋に産するアゲハの中では、誇れる蝶と言われています。
次は「クロアゲハ」です。羽の黒いアゲハチョウの中ではその代表格と言われています。↓
暖地性の蝶で、東北や北海道には生息していないと言われています。
「ヒメアカタテハ」です。よく似た蝶に「アカタテハ」がありますが、この蝶は世界を制しているといわれ、アフリカやヨーッロパでも多く見かけるという。(上の小画像の蝶も同じ)
最近我が家の周りでもキバナコスモスの花に止まり、あまり逃げて行かないので撮影は楽です。
幼虫は雑食性で、ゴボウ、ヨモギ、アザミなどのほか大豆の葉も食べるといわれています。味噌作りの大豆を育てる方にとっては要注意ですね。
「ヒメジャノメ」です。ジャノメチョウ科の蝶で、日陰などを、上下動を繰り返しながらちょこちょこと帯び回っています。我が家の庭の方隅で撮影しました。
続いて「ヒメウラナミジャノメ」です。
ジャノメと言う名前の由来は「蛇の目」から来ています。同類の蝶も羽の一部に大きな「蛇の目」の紋があり、この紋の位置や大きさ、数などが微妙違う蝶がたくさんいます。
名前に「ウラナミ」とつくように、裏側の羽に多くの波模様の筋が見られます。こちらも庭の花に止まった様子を撮影しました。
最後に今日の中で最も小さな蝶で、シジミチョウ科の1種をご紹介します。
「ヤマトシジミ」です。北海道や東北地方には生息しないごく普通のシジミチョウです。
花や草の周りを小さく飛び交うのがこのシジミチョウですが、この蝶に類似する形(紋の違いなど)の違う小さな蝶が沢山飛び交うので、観察を続けると珍しい蝶にお目にかかることがあるかもしれません。
※ 本日は6種類の我が家の近くで見かけた蝶をご紹介しました。
ほかにも少し画像がありますので、これからも別種の蝶を追いかけご紹介したいと思っています。
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