教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

<被爆の国から>オバマ大統領へのメッセージ/6 体験を語る元自衛隊幹部

2009年08月09日 17時26分54秒 | 社会・経済
 『◆被爆者の私は対核防護セットを持ち歩いています。こんなものを持たなくてすむ世界を作ろうではありませんか。 加藤高明』

 ◇「核防護」必要だけど…

 今年になって2度、加藤高明さん(74)=さいたま市=は故郷の長崎市内を歩いた。64年前、国民学校5年の、夏休みだけど午後は登校日だったあの日、自宅近くの友人宅の縁側でおはじき遊びをしていて空を見上げようとしたあの時。午前11時2分。世界がまっ黄色に染まり、次の瞬間、吹き飛ばされて散乱した畳の下に埋まった。あの場所に立ち、爆心地まで歩いてみたかった。 記憶は昨日起きたことのように鮮明だ。全身にけがをし、運び込まれた防空壕(ごう)の入り口で、4歳上の先輩が「ちくしょう、ちくしょう」と叫んでいた。壕からは一歩も出なかった。1週間後、父が疎開を決意する。一家全員で荷物を抱え市外に出た。 倒壊した家は建て直されていたが、母屋の石垣はそのままだった。爆心地まで1・5キロ。方向は分かっている。野戦病院ができて、焼死体の山があった先。戦後どんどん住宅が建ち進んでも、故郷を焼き尽くした爆発の方向は忘れようがない。ぶらぶら歩いても30分。初めて実感した。原爆はこんなに近かった――。 高校卒業後、大学では獣医師の資格を取ったものの、折から就職難の時代。幹部自衛官を養成する陸上自衛隊の幹部候補生学校に進むことを決めた。。陸自では化学職種。約30年、主に核・生物・化学兵器に対処する化学部隊にいた。核・生物・化学・放射能兵器は英語の頭文字を取って「NBCR兵器」と呼ばれる。「被爆者で、獣医で、化学防護隊長を務めた私は『NBCR』をすべて経験した変わり者です」。はにかんだ笑顔に誠実さがにじむ。 陸自で教える対核防護の3原則は「距離」「時間」「遮へい」。被爆被害を少なくするには、できるだけ離れ、滞在時間をなるべく短くし、ビルや地下に退避せよと教える。加藤さんが被爆時に遊んでいた縁側の木の壁の向こう側が爆心地だ。熱線に直接さらされずに済んだのだ。加えて、父が早めに疎開を決断したため、残留放射線をあまり浴びなかった。防護理論はそのまま加藤さんの実体験に重なる。 退官後、NPO「NBCR対策推進機構」(東京都中野区)の設立に加わり、いま副理事長としてテロ対策などを講演して回る。被爆体験を一般の人に話し始めたのは最近のことだ。体験を交えれば、相手は身を乗り出して聞いてくれる。持ち歩いている「核防護セット」をカバンから取り出してみせる。頭からすっぽりかぶって「死の灰」(放射性降下物)から身を守る大きなビニール袋や生き埋めになったとき役立つ警笛など。「自分の安全は自分で守ることが基本です」。信念を口にする。 被爆者にとって核廃絶は悲願だ。一方で核兵器に対する備えすら拒む長崎市民が多いことも、加藤さんは知っている。「核に反対しなきゃと思う。でも、核保有国に囲まれ、北朝鮮も持とうとしているときに、日本だけ持たないでいいのかとも思う」。理路整然とした口調が一瞬、小声になった。「揺れ動いているんです」』毎日jp

加藤高明(かとう たかあき)さん、戦前の日本の第24代内閣総理大臣と同じ名前です。加藤さんは、長崎市の原爆投下時の惨状を見られた証言者ですです。被爆された方が御高齢になり原爆の悲惨な被害状況を知る人は年々少なくなっているのが日本の現状です。核廃絶宣言が、毎年行なわれても核実験は納まらず、核保有国は増えるばかりです。朝鮮民主義共和国では核実験に成功し、中華人民共和国、ロシア社会主義共和国も多数の核保有国です。大国が核を持ってるのに大国以外の国が、なせ持っていけないのだと言う論理です。これから日本には、絶対核ミサイルが飛んで来ないと言う保障も全く有りません。神のみぞ知るです。対空ミサイルで飛んで来る核ミサイルを落とすのは、技術的になかなか難しいようです。核シェルターも日本には有りません。お隣の大韓民国では、朝鮮戦争の実戦体験から各所に避難できる防空壕も有り、警報のサイレンも鳴らし避難訓練もしているようです。日本に核ミサイルが飛んで来ても逃げる避難場所も無ければ、避難する核シェルターも有りません。国民は、全滅する有りません。しかの危機です。日本には、核ミサイルが飛んで来ることは無いとほとんどの政治家も革新系の学者も長年思っているからです。日本は、安全で平和な国と皆信じています。今までそんな危険な兆候がなかったので戦争の無い幸運な国でした。最近は朝鮮民主主義共和国からミサイルが飛んで来ています。日本には、国家の危機管理に対する備えや対策も有りません。加藤さんのように長崎市で原爆体験をされ、自衛隊の化学部隊で学ばれた防護対策の知識と御経験を万が一緊急事態に遭遇して場合、私達一般市民はどのように対処すれば良いか化学防護専門家の加藤さんに分かりやすく教え頂き、啓発活動をして頂くしか今の所日本では方法は無いのかも分かりません。実際に原爆投下の体験をした加藤さんで無いと核爆弾からの身を守る方法や防護手段は分からないと思います。加藤さんがカバン「核防護セット」を入れ持ち歩いておられる姿に核の恐ろしさの御自分の実体験と核防護の専門家として知り抜いた危機意識と危機感が伺えます。
戦争の実体験や空襲体験の無い人がほとんどですから、
※陸上自衛隊で教える対核防護の3原則は『「距離」、「時間」、「遮へい」。被爆被害を少なくするには、できるだけ離れ、滞在時間をなるべく短くし、ビルや地下に退避せよ!』は皆さん自分で、自分の身を守る為に良く覚えて置いて下さい。実際に役立たないことを祈っていますが。

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<おむつなし育児>広がる 関連する翻訳本、相次いで出版 30代はサブカルとして認識

2009年08月09日 15時17分20秒 | 出産・育児

『昨夏、本欄で紹介む◇関連する翻訳本、相次いで出版 30代は「サブカル」として認識 赤ちゃんをまめに「おまる」やトイレに座らせ、おむつに排せつする習慣をつけずに育てる――。そんな「おむつなし育児」の実践例を昨夏、くらしナビ面で紹介した。やがて、ブログやサイトでも取り上げられて言葉として定着し、この夏、関連本が複数出版された。いまや「おむつなし」は育児のトレンドになりつつある。 6月、米の翻訳本「おむつなし育児」(柏書房)が出版された。著者はライターのクリスティン・グロスローさん(40)で、3人の子に乳幼児期からおまるやトイレで排せつさせてきた。月齢別のノウハウや便利グッズ、短時間だけ実践する方法などを紹介している。 英語で「EC」(排せつコミュニケーション)と呼ばれる育児をこの本では「おむつなし育児」と訳した。訳者で、日本でのおむつなし育児の実践研究チームのメンバー、和田知代さん(47)は言う。 「ECは赤ちゃんの排せつの欲求を親が感じ取り、応じるプロセスです。トイレでできるかできないかは重要ではない。日本のお母さん方の実践とまったく同じ内容だった」 グロスローさんは日米の育児風土の違いに注目している。米国では便利さを重視する母親が多く、慣れるまでは手間のかかるおむつなし育児に否定的な見方が日本より強い。一方、日本では母子が密着し、おんぶや抱っこ、添い寝が欧米よりも一般的で、米国より好意的に受け止められているという。 今月19日に発刊予定なのが翻訳本「親子で楽しむ!おむつなし育児」(河出書房新社)だ。全体像がつかみやすく困った時のヒントも多い。著者のローリー・ブーケさんは米国のおむつなし育児の先駆者で1980年から普及に取り組んでいる。この翻訳でも「EC」「おむつなし育児」を同意語にした。 和田さんや三砂ちづる・津田塾大教授らの実践研究をまとめた「赤ちゃんにおむつはいらない」(勁草書房)は28日に刊行される予定だ。おむつなし育児を実践している保育園や母親の声などを紹介し、時代による移り変わりも見渡せる。 「親子で~」の訳者、望月美和さん(39)はおむつなし育児の広がりについて「何事も既成のものに満足しない30代の母親に、一種のサブカルチャーとしてウケているのではないでしょうか。大多数は今も紙おむつですが、時々おむつを外してみたり、自分でアレンジできる育児の選択肢になっています」と話す。「おむつなし育児」 (柏書房)』毎日jp

日本のお母さんだって今までちゃんこの本に書いてあるようなことしていると思いますよ。 但し赤ちゃんもそれぞれ性格が違うように発達段階にも個人差も有りますから、本通りしなくてはと思い込むママがいたら大変ですよ。何でもマニアルどおり行かないのも人間の赤ちゃんです。人間にも個性があるように赤ちゃんも赤ちゃん同士違っていて当たり前ですよ。本の内容を読んで他の家庭の赤ちゃんと比べ無いで下さい。本の名前を鵜呑みにして赤ちゃんにはオムツは完全にいらないと言うふうに勝手な解釈されたら困りますよ。紙オムツは、赤ちゃんの頭の発達には良くなく、オムツかぶれの原因になるから昔ながらの布オムツにしなさいと言う運動をしている人達もいますね。皆さんを育てられたお母さんのお陰で、世間の常識とされる良い時期に皆オムツを外しているでは有りませんか。日本のおんぶや抱っこ、添い寝でお母さんとのスキンシップや親子の心の触れ合いが出来るのです。赤ちゃんの時から親子関係の絆を作る心の基本で大切なことだと思いますが。今日本では親子関係の絆が薄れ、殺人事件が増えていますので、赤ちゃんの時からの愛情を持って育てる大切さを考え直すべきです。新しい新しいと欧米被れせずに昔から行なわれている日本のお母さんの子育ての素晴らしさや良さを見直すべきでは有りませんか。「故(ふる)きを温ねて、新しきを知る」です。赤ちゃんの育児は、頭でっかちの教養のあるママだから上手く行くとは限りません。子育て経験のあるお母さんの長年の経験戸智恵が者を言うのです。日本のお母さんからお母さんに語り継がれ教えられて来た赤ちゃんの子育て方法を馬鹿にしてはいけません。今若いお母さん達が、育児ノイローゼになったり子育てに悩み打つびろょうになる人もいますが。御自分のお母さんやおばあちゃんに聞いてみたら良いと思います。赤ちゃんの育て方や日常の世話で悩んでいた問題がすっきり解決出来ると思います。諺にも有りますように亀の甲より年の功です長年の経験がものを言うのが、赤ちゃんの育児で有り、子育てでは有りませんか。もっと日本の昔からある子育て法の良さや優れている面を皆で考え直すべきでは有りませんか。日本には、昔から日本人に適した赤ちゃんの育児法や子育て法が有るということを忘れないで欲しいと思います。古くから行なわれていることは駄目で、欧米で行なわれていることが日本人の子育てには適していないと否定するのは問題です。日本の伝統、文化を否定し古いと批判する知識人ばかりです。日本人たる自覚が無く、自信と誇りを失った日本の若者を育てただけです。今生まれ来ている赤ちゃんにも日本人としての祖先の遺伝子が入っていますよ。

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エスパニョール主将が急死=スペイン・サッカー

2009年08月09日 14時00分43秒 | スポーツ
『サッカーのスペイン1部リーグで、中村俊輔が所属するエスパニョールの主将ダニ・ハルケ選手が8日、遠征先のイタリアで心臓発作のため死亡した。26歳だった。 チームの公式サイトやスペイン・メディアによると、同選手はこの日午前に行われた練習に参加したが、夕方、フィオレンティナ近郊のコベルチアーノの宿舎で電話中に倒れたという。エスパニョールは9日と12日に予定していた練習試合を中止し、9日に本拠地バルセロナに戻る。 同選手は2002年にエスパニョールでトップデビューし、4季前のスペイン国王杯制覇などに貢献。今季から主将を任されていた。 サッカー界では近年、心臓発作でカメルーン代表のフォエ、スペイン代表のプエルタらが急死するケースがあり、国際サッカー連盟(FIFA)が中心となって検査拡大などの対策が取られている。』時事通信 
心臓が悪ければサッカー選手は、出来ないと思います。あんなに早く、すばやく走れ無いと思います。サッカーの選手は油濃いものや肉食をあまり食べずに、自分の食事にも気を十分使い、食べて直ぐエネルギーになる炭水化物類を中心に食べていると聞きました。スポーツドリンクも半分に水で薄めて飲み水分補給には工夫しているらしいです。なぜ心臓発作でカメルーン代表のフォエ選手、スペイン代表のプエルタ選手らが急死したり、エスパニョールの主将ダニ・ハルケ選手が8月8日電話中に亡くなったのでしょうか。主将としての強いストレスでしょうかサッカー選手は心臓が悪くなり易い原因があるのでしょうか。医学機器が進歩し、心電図では見つけ難かった心筋梗塞や狭心症も簡単に心臓エコーで画像診断出来る時代になりました。サッカー選手は、心臓精密検査と健康診断を受けて世界のサッカーファンの為に体力の限界で引退するまで末永く活躍して欲しいと思います。エスパニョールの主将ダニ・ハルケ選手のご冥福を心からお祈り申し上げます。

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アイスホッケー「日光アイスバックス」の選手を傷害で逮捕 栃木県警

2009年08月09日 13時15分50秒 | スポーツ

『酔ってカラオケ店長に暴行したとして、栃木県警宇都宮東署は9日、傷害の現行犯で、プロアイスホッケー「HC・TOCHIGI日光アイスバックス」選手、小林弘典容疑者(25)=栃木県日光市久次良町=を逮捕した。宇都宮東署によると、小林容疑者は「やっていない」などと話しているという。 宇都宮東署の調べによると、小林容疑者は9日午前3時15分ごろ、宇都宮市簗瀬町のカラオケ店で「店の備品を汚した」など男性店長(36)から注意を受けた際、顔や胸、腕などをつかむ暴行を加え、けがを負わせた疑いが持たれている。
 宇都宮東署によると、小林容疑者は午前3時ごろに友人ら数人と来店、店に入ったときは酒に酔っぱらっていたという。 アイスホッケーアジアリーグのホームページによると、小林容疑者はFWとして所属、NEHL(米国)にも在籍していたことがあるという。』産経新聞

お酒飲みすぎで、深酒でカラオケ店長に暴行を働き怪我をさせたのだと思います。プロのアイスホッケー小林弘典選手は、アイスホッケー好きの小学生や中学生の憧れの的で、アイスホッケー選手になりたいと思っているシンボルでもあると思います。子供達の夢を壊さないようにして欲しいと思います。スポーツ選手は、アルコール類を飲みすぎると運動神経に影響し選手生命が短くなるのでお酒やアルコール類を現役選手時代控え節制していたと阪神タイガース物干し竿で有名な初代ミスタータイガースの藤村富美男氏がある新聞に書かれていました。スポーツマンとして、試合以外の私生活でもスポーツマンシップを忘れないで下さい。自分だけの為ではなく、アイスホッケーのチームやファンや慕い、夢を持つている子供達の為にもお酒に酔って暴力事件を起こさないようにして欲しいと思います。子供達に期待されていることを忘れないで下さい。書きに下野新聞の進路に迷う君達にを掲載させて頂きました。

 『(26)バックス・小林弘典選手 進路に迷う君たちへ(2008年12月6日 05:00)

 中学生の時の夢は「広末涼子さんと同じ大学に行く!」。学級文集に書きました。その後、高1の進路相談で早稲田大志望を伝えると、顧問からは「夢でも見てろ」と言われてしまいました。 しかし、3つの条件をクリアしたら受験OKとも言われました。(1)高校3年間で評定平均4・5以上(2)生徒会をやること(3)アイスホッケーでインターハイ決勝に行く、または日本代表に入ること。 私はその時、夢に向けて何もアクションを起こしていなかったことに気付きました。そしてその日からすべてに全力を注ぐことを決めました。 以来、他人の何倍も勉強したし、何倍も練習した自信があります。その結果、夢だった早稲田大進学も果たせました。  幼いころからのもう一つの夢が「アイスホッケーのプロ選手になる」。 アイスホッケーが好きで、がむしゃらに練習したし、生活のすべてがアイスホッケー中心でした。何でプロになれたの?と聞かれたら「他人よりも練習したから」と胸を張って言えます。 でも、両親のサポートがなかったら、私の夢も実現できなかったでしょう。小学生の時、リンクまでは親が車で送迎してくれました。車中では、時には褒めてくれましたが、8割はあの時は「あ~だこうだ」と説教ばかり。でも今思い返すととてもありがたいアドバイスでした。 夢を実現させるには、他人よりもどれだけ努力出来るかが鍵です。進路に迷っている君、親の言うことをちゃんと聞いて、夢に向かって前進しよう。そして生涯夢を持ち続けよう。 こばやし・ひろのり 1983年生まれ。苫小牧・凌雲中-埼玉栄高-早大-アイスキャッツ(カナダ・NEHL)。ポジションFW、背番号21。181センチ、85キロ。』下野(しもつけ)新聞より引用。

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<中1事故死>金メダル柔道家敗訴 広島地裁

2009年08月09日 12時29分28秒 | 受験・学校

『ミュンヘン五輪(72年)柔道の金メダリスト、川口孝夫さん(59)が館長を務める川口道場=広島市安佐南区=で07年、中学1年の佐々木天馬さん(当時12歳)が練習中に頭を打ったのが原因で死亡したのは、安全配慮義務などを怠ったのが原因として、両親が、川口館長ら6人に約8400万円の慰謝料などを求めた訴訟の判決が7日、広島地裁であった。福田修久裁判官は「安全を最大限重視し、指導監督すべきであった」として、川口館長に約2400万円の支払いを命じた。 判決によると、佐々木さんは07年6月22日、男子中学生との投げ込み練習中に、後頭部を強く打って意識不明となり、同年7月6日、急性硬膜下血腫で死亡した。福田裁判官は「同じ中学生との投げ込み練習では、天馬さんの他にも頭を打った門下生が何人もおり、指揮監督者である川口館長は責任を免れることはできない」と指摘した。 川口館長は明治大学在学中に、ミュンヘン五輪柔道軽量級で金メダルを獲得した。全日本柔道連盟理事などを務めている。』毎日新聞

川口孝夫さんは、1972年ミュンヘンオリンピックで骨折にも耐えて見事な一本勝ちで金メダルをもたらした柔道軽量級=63キロ以下の金メダリストです。金メダリストの川口さんの川口道場で、投げ込み練習中に、後頭部を強く打って意識不明となり、同年7月6日、急性硬膜下血腫で死亡した。練習中に頭を打った原因で中学1年生の佐々木天馬君が亡くなったのは本当に残念なことです。昔から武道は、優れた指導者に付けば上達すると言われています。中学1年生から優れた指導者について、教えて貰わないと柔道選手としては活躍出来ないと思います。元有名なオリンピック選手で金メダリストの川口館長の道場で柔道の投げ込み練習で頭を打った門下生がいるそうですが、柔道の専門家中の専門家川口孝夫さんの道場でこのような事故が起こった事は、素人が考えても納得の行かないことです。川口孝夫さんは、柔道家のブロ中のプロです。練習中の技の危険性や怪我についても十分知識も実践経験もお有りになっている筈です。川口館長が、道場の師範代や弟子に任せきりでみんなの練習を見て回らなかったのでしょうか。良く有名な先生になると自分は指導せずに自分の弟子に任せきりで、自分は練習の指導をしない先生がどの世界でも日本には多いように思います。川口館長なら長い経験から危険なことや怪我をするような状況が直感で直ぐに分かると思いますが。やはり今の中学生の体力と体格を考えた柔道の指導や練習も必要なのではないかと思います。素人の私が口出しすると餅は餅屋なので専門家に叱られるかも分かりませんが。「スポーツは相手がいるから強くなれる。その相手に対する思いやりの気持ちが「礼」の心につながる。これは,私の明治大学の恩師神永昭夫先生(東京オリンピック柔道無差別級銀メダリスト)の教えにも通じるところがある。」と川口道場のホームページに書かれて有りますように中学生の練習生の若い弟子に対する思いやりが欠けていたのだと思います。中学生でも「柔」を学ぶ道は、大人と同じで、保護者から預かっている大切な弟子と考えるべきです。川口孝夫さんが道場主ですから、管理監督責任は有ります。柔道の金メダリストの川口孝夫さんの道場でこのような事故が起こったことは不名誉なことであり、柔道の精神に反することです。講道館の創始者で柔道の父と言われている嘉納治五郎先生の柔道の教えと精神を『講道館は、1882年(明治15年)に嘉納治五郎師範によって創設されました。講道館柔道の創始者、嘉納治五郎師範は少年時代から身体が弱くなんとか強くなりたいと柔術を修行しました。はじめ天神真楊流柔術を、続いて起倒流柔術を学び、それぞれ奥義に達しましたが、他の流派にも興味をもち、研究に打ち込み、諸流のよさをとりいれ、さらに自らの創意と工夫を加えた技術体系を確立するとともに、理論面でも柔術の「柔よく剛を制す」の柔の理から「心身の力を最も有効に使用する」原理へと発展させ、新しい時代にふさわしい技術と理論を組み立てました。「精力善用」「自他共栄」師範書。嘉納師範はこの原理を「精力善用」の標語で示し、これこそ柔道技術に一貫する原理であるとともに、社会生活すべてに於ても欠くことのできない重要な原理であることを明らかにしました。そしてこの原理を実生活に生かすことによって、人間と社会の進歩と発展に貢献すること、すなわち「自他共栄」をその修行目的としなければならないと教えました。主とするところは「術」ではなくこの原理と目的により自己完成をめざす「道」であるとして、術から道へと名をあらため、その道を講ずるところという意味で名づけられたのが「講道館」という名でした。嘉納師範は、一般に言いならわされていた柔術を柔道として単に技を修得するだけでなく、天下の大道を学ぶものとし、その教育場を「講道館」と呼んだのです。講道という語には、道を学び、明らかにし、実践するという意味があり、講道館柔道と名付けて柔道の本質を明らかにしているところに、嘉納師範が、いかに道を重んじ、その修行を一生の大事としていたかを知ることができます。嘉納師範は、柔道修行の目的は、攻撃・防御の練習によって身体を鍛練して強健にし、精神の修養につとめて人格の完成をはかり、社会に貢献することであると示されています講道館のホームページより引用』をもう一度学び直す必要が有ると思います。

『【第63号】川口孝夫-骨折に耐え見事な一本勝ち
(72年ミュンヘン・柔道・軽量級=63キロ以下)

★「寝技では負けない」

1972年ミュンヘン大会柔道軽量級決勝でブイダーを抑え込む川口孝夫

22歳の明大生、川口が骨折に耐え、見事な一本勝ちで日本に3個目の金をもたらした。前年の世界選手権で、今大会の軽中量級の金メダリスト、野村を下し世界王者になった川口は、1、2回戦を順当勝ち。3回戦のブイダー(モンゴル)戦で思わぬアクシデントに遭遇した。モンゴル相撲で鍛えた怪力選手の抑え込みから脱出しようとしたときに、右の第8、第9肋骨を骨折。軟骨にもひびが入った。異常に気づいた神永コーチは医師の診察を受けることを勧めたが、「ストップされたら困る」とそのまま強行。辛くも判定勝ちすると、続く4回戦も乗りきった。控室に戻っての治療は、脇腹を包帯でぐるぐるに巻き、痛み止めの注射を打っただけ。準決勝のキム(北朝鮮)を横四方固めで退け、決勝の相手は再びブイダー。川口の大苦戦が予想されたが、右小内刈りで倒しすぐ上四方固めでわずか39秒1本勝ち。激痛をこらえての金だった。外国報道陣から「ニンブル&クイック」(すばしっこくて速い)とたたえられた川口がもっとも得意としたのが寝技。「寝技では負けない」という意地が光った。 』産経スポーツより引用

子どもには正面から向き合い全力で叱ろう


ミュンヘンオリンピック柔道軽量級金メダリスト

川口孝夫さん

川口道場のホームページ

私は,今母校(崇徳高校)や自分の道場で子どもたちに柔道を教えている。
武道はよく「礼に始まり礼に終わる」といわれるが,私は試合前,教え子,特に中学生までの子どもに対し,「試合に負けても日本一の礼をやれ」と指導している。
試合は勝つこともあれば負けることもある。そのとき,思いどおりの試合ができなくて悔しさを態度に出したり,逆に勝って派手なパフォーマンスをすれば相手の選手はどう思うだろうか。
スポーツは相手がいるから強くなれる。その相手に対する思いやりの気持ちが「礼」の心につながる。これは,私の大学の恩師神永昭夫先生(東京オリンピック柔道無差別級銀メダリスト)の教えにも通じるところがある。
最近,全日本柔道連盟と講道館が合同で「柔道ルネッサンス」を提唱し,試合会場のごみを持ち帰ったり,体育館のトイレのスリッパを揃えるなど,基本的なマナーの向上を呼びかけている。これも試合をさせてもらった会場への感謝の気持ち,「礼」の心につながるものといえよう。

最近,善悪のけじめをきちんとつけられない親が増えている。万引きにしても立派な犯罪なのに,凶悪犯罪に比べれば「たかが万引き」,「これくらい大したことない」というイメージがあるようだ。
子どもへは,何が良くて何が悪いかをきちんと教えなければいけない。「なぜ悪いか」を教えることも重要だが,子どもが小さいときは,理屈なしに善悪の区別をきちんと教える必要がある。
私は,指導している子どもたちを叱るときは血相を変えて叱る。このことにより,子どもは私の本気を感じ取り,やがて私の思いを理解するようになる。
親も,常に同じテンポで子どもに接するのではなく,叱るときは全精力を傾けて叱ろう。
そうすることにより,子どもは親が自分に正面から向き合っていることを理解し,社会のルールやけじめを守ることを学んでいくと思う。

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保護者の7割「公表を」 全国学力調査の学校別成績

2009年08月09日 10時51分08秒 | 受験・学校

 『成績公表をめぐり議論が続く全国学力調査について内閣府がネットアンケートしたところ、約7割の保護者が学校ごとの成績を「公表すべきだ」と答えた。一方、市や東京23区の教育委員会は9割近くが「公表すべきでない」とし、保護者と教委で意見がくっきりと分かれた。  保護者アンケートは1月、内閣府が民間の調査会社に委託し、ネット上で2200人が回答。教委側は1~2月、すべての都道府県と市区教委が対象で、回答率は90%だった。 保護者アンケートでは、学校ごとの結果を「公表すべきだ」が67.3%。理由について「学力を向上させるのはまずは学校の責務」「学校選択のための基本情報」といった声が多かった。「公表すべきではない」という回答は10.5%だった。 教育委員会のアンケートでは「公表すべきだ」が市や東京23区の教委で3.1%、都道府県や政令指定市の教委で1.6%にとどまり、「公表すべきではない」は市区教委で86.7%、都道府県・政令指定市教委で65.1%だった。公表すべきでない理由は「学校間の序列化や過度な競争につながる」「学力調査は指導方法の改善に役立てるためで、公表しなくてもできる」という意見が目立った。  結果は、政府の規制改革会議に報告された。会議は学力調査について「多大な公費が投入されたにもかかわらず、それに見合う情報が公開されていない」とする報告をまとめている。 塩谷文部科学相は結果について「学校ごとの結果を出した時の弊害をどれだけ理解して答えているかはなはだ疑問」としている。』アサヒコム

今年も全国学力テストの成績公表を廻り、成績開示を求める都道府県知事と保護者、成績を公表すべきでは無いとする各都道府県教育委員会や各市町村教育委員会、学力テストの成績公表に反対の立場を取る文部科学省とが、学力テストの成績公表を廻り全国学力テストの成績公表問題が、今年も全国的に再燃する様相です。全国学力テストが中断したのは、成績公表すべきでは無いとする各都道府県と政令指定市の教育委員会や市町村教育委員会の主張は、『学校間の序列化や過度の競争』が起こり全国学力テストが中断されたいきさつもあるからだと思います。全国学力テストの成績を開示しないと言う文部科学省の通達を守り参加している各都道府県教育委員会や各市町村教育委員会も全国的に多いと思います。全国学力テストの成績公表により、地域住民間の競争や学力格差も問題になる地域も出て来ると思います。全国学力テストの成績公表問題は、小学校、中学校校長会の意見や教育現場の先生方の意見や生の声も聞いて、全国学力テストの成績公表問題を十分話し合うべきです。総ての皆さんの意見を集積し、反映して決定すべき教育問題です。民主主義は、反対意見や少数意見も尊重するところに本当の民主主義が有るのでは有りませんか。ある大阪衛星都市の市長さんが、此れまで教育問題には市長とてして関与出来なかったと言われましたが。地方分権が叫ばれる中、不偏不党の「教育の中立性」を守る教育行政の基本原則を忘れてはならないと思います。全国学力テストの成績の公表問題で、保護者の言う学校選択の為の基本情報になるとは思えません。今年の全国学力テストは、過去2回不参加だった愛知県犬山市が新たに参加し、国立、公立校では初の全校実施となったが、私立の参加率は昨年の約5ポイント減で、約48%と半数を割り込んでいます。私立校も全校参加しているわけではありません。、公立校離れはもう30年以上前から既に定着し公立校と私立の学力格差の是正は並大抵のことでは有りません。麻生太郎内閣総理大臣が公立校離れを言われても今更過去の歴史的発言にしか過ぎません。昔の公立校全盛時代は、一昔前の夢です。統一模擬試験のように正確な主要科目の成績結果の分析では無いのですから、公立校の学校選択性が廃止している所が多くなって来ています。現実には、学校選択の為の基本情報にはならないと思います。昔の良く行なわれていた越境入学や越境通学をすれば別ですが。この全国学力テスト間の成績公表問題で、一番忘れられているのは子供達では有りませんか。誰の為に毎年約60億円もの高いお金を出して、全国学力テストを実施しているのか。子供達の意見を都道府県知事が代弁し、解釈するのではなく 、教育現場を通じて子供達の意見を謙虚に聞くべきでは有りませんか。福田康夫前内閣総理大臣の言われた国民の目線に立つ大切さです。全国学力テスト問題も子供達の目線に立つことを忘れているのでは有りませんか。子供達の気持ちと今思っていることを無視して明日の日本の教育は有りません。子供の教育は、日本の宝です。子供達の教育を政争の具にしないで欲しいと思います。

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