教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

定員80人、説明会に1290組 来春開校の仙台二華中高 宮城

2009年08月02日 18時51分45秒 | 受験・学校

『 仙台市内で初の県立中高一貫校となる仙台二華中学・高校の開校を来春に控え、同校に移行する宮城二女高は26日、小学6年生と保護者を対象とした説明会を開いた。募集定員が80人にもかかわらず、1290組の申し込みがあり、関心の高さをうかがわせた。  市内のホールで開かれた説明会では、宮城二女高の鈴木信也校長が「世界的視野で物事を考え、日本を代表する国際人を育てることが目標」とあいさつ。中高一貫校の利点を生かし、進学実績をさらに向上させたい意向も示した。  さらに中高一貫校のメリットとして、高校受験の必要がないためにゆとりある生活を送れることや、6年間を見通した計画的なカリキュラムが展開できることを伝えた。  保護者として参加した男性医師(47)は「通常の公立に比べ、大学入試に向けた教育にどの程度力を入れるかや、いろいろな体験ができるのかに関心があると話した。 』アサヒコム

「宮城二女高は、2010年度から、二女高は「仙台二華中学校・高等学校」に生まれ変わります二女高は,来年度から男女共学の併設型中高一貫校「(仮称)宮城県仙台二華中学校」 「(仮称)宮城県仙台二華高等学校」に生まれ変わります。以前から二女高の校舎があった連坊に,県内では初めての高層7階建ての校舎を新築中で,来年1月に完成予定です。中学校は1学年の募集定員が80名,高校は平成22年度からの3年間は,高校入試での募集定員が240名,中学校からの生徒が高校に進学する平成25年度からは,160名になります。」宮城二女高のホームページより引用。宮城二女高は、1904(明治37)年に私立東華女学校として開校し,1918(大正7)年開校の第二高等女学校と合併,ついで,1948(昭和23)年に宮城県第二女子高等学校となり,創立され今年で105年目を迎えた伝統ある宮城県内では進学率を誇る公立女子高等学校です。今年の難関国立大学合格者数は、北海道大学2名、東北大学28名です。詳しい大学別合格者数は、宮城二女高のホームページを御高覧下さい。宮城県の公立トップ高校、一番校の仙台第二高等学校、2007年4月から男女共学になっていますが(明治33年(1900年)に宮城県第二中学校として創立されました。その後数々の変遷を経て,昭和3年に現在地に移転し,昭和23年の学制改革により現在の校名「宮城県仙台第二高等学校」となりました。)旧帝国大学系の大学合格者数を見ますと 東京大学15名、京都大学6名、北海道大学9名、東北大学86名、名古屋大学3名、大阪大学2名です。二番校の一番伝統のある仙台第一高等学校(明治25(1892)年4月1日に宮城県内初の尋常中学校として設立されて以来、百十年以上の長きにわたり輝かしい歴史と伝統を築いて参りました。設立当初は校舎が無く、東華学校を借用してのスタートであり、初代校長は『言海』(後の『大言海』)を編纂された大槻文彦氏です。(旧制仙台一中以来の歴史を持つ進学校であり、仙台二高仙台三高宮城一高宮城二女宮城三女と合わせて「ナンバースクール」と呼ばれる。東北大学へは現役生が毎年40名前後が進学する。かつては県内最難関校であったが、学区制施行以後はその位置を仙台二高に明け渡している。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)の難関国立大学の合格者数を見ますと東京大学1名、京都大学1名、北海道大学5名、東北大学53名、大阪大学1名と旧帝大系への大学合格者数で,仙台第二高等学校、第一高等学校の両校に差を付けられている現実も一因と思います。国立大学合格者数で、宮城県では難関国立大学の合格者実績で、三番高校の宮城県立第二女子高校と言う位置づけになります。宮城県では平成17年に全ての男女別学県立高校の共学化スケジュールが宮城県教育委員会から発表されましたが、未だ学校間や卒業生の意見が賛美両論に分かれているよう思います。 宮城県内の私立の中高一貫校にも対抗したい気持ちもあると思います。難関国立大学への合格実績を伸ばしたいと言う周囲の期待や保護者の要望も有ると思われます。難関国立大学への合格率の高い有名私立中高一貫校が無い地域では、公立のトップ高校が、中高一貫校に生まれ変わる所も出て来ると思います。今の公立高等学校の3年間のカリキュラムでは、私立中高一貫高校のカリキュラムには対抗出来ないと言う事も事実です。仙台二華高校の難関国立大学への合格実績や中高一貫校としての教育内容の評価は、卒業生を出る6年後と言うことになります。
 
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少年「夏休みに勉強させられるのがいや」 出雲父親刺殺

2009年08月02日 10時45分05秒 | 受験・学校

 『 島根県出雲市で父親(43)を刺殺したとして7月7日に補導された市立中学2年の次男(13)が県警の調べに対し、動機について「夏休みに勉強させられるのが嫌だった」という趣旨の話をしていることが県警などへの取材でわかった。県警は、7月18日から夏休みが始まるのを前に次男が殺害を決意したとみている。  捜査関係者らによると、次男は昨年1学期の成績が悪く、その年の夏休みは毎日のように父親から勉強を強いられていた。日ごろも成績のことで厳しくしかられており、県警の調べに「事件の数日前、父親から『去年の夏みたいになるぞ』と言われ、殺すしかないと思った」と話したという。  県警は、父親のこの言葉が事件の引き金になったとみている。次男の部屋から見つかった殺害方法などのメモがこのころに書かれていたことも新たに判明した。 県警は来週中にも、少年法に基づいて県出雲児童相談所に事件を送致する方針。児童相談所は次男の心理状態や生活環境など事件の背景について調査を進める。』アサヒコム

子供に『勉強せんか!』といつも言うと親に反感を持ち 、親に逆らってかえって勉強しません。今年の夏休みは、お母さんもお父さんも子供に勉強しなさいと口うるさく毎日言うのは止めましょう。逆効果ですよ。一歩待っ心の余裕ヲ持って、お子さん達を黙って見守って上げて下さい。教育には、すぐに手を出して親御さんが教えるより、もぞもぞ遅くても子供達が自分でする事も大切です。せっかちにならずにじっと待つ心の余裕も子供に接する場合必要です。何に対しても早い反応と結果を子供達に親御さんが求めすぎていると思います。今や高度情報時代の日本ですから、せっかちになっていることも事実です。でも人間は機械では有りませんから、機械のように早く出来なくて当たり前です。毎もたちの心を大切にして欲しいと思います。夏休みにお父さんと一緒勉強するのは良いと思いますが。この次男がなぜ勉強嫌いになっているのかその原因を突き止めることが大切なのでは有りませんか。勉強嫌いが講じて、学校嫌い、不登校になる可能性も有りますよ。常日頃から長男と比較して、長男と比べて成績も悪いし駄目だと言っていれば心が萎縮して本当に駄目になります。長男に比べて次男は頭も悪いしあかんと言い続けた両親の家庭が有りましたが、次男は結局劣等感とコンプレックスを持ち続け家を出て養子に行った家庭も有ります。勉強は無理じいをするものでは有りません。このお父さんは、勉強好きだったのでしょうか。この父さんも勉強を強いるのでは無く、この次男の自主性を尊重すべきでは有りませんか。勉強は、強制しても学力が上がる者では有りません。このお父さんと次男が夏休みに一緒に勉強するのは良いことですが、子供の目線に立って脳の集中力や学習能率も考えて長時間勉強したからと言って学習能率が上がるものではないと思います。夏のこの蒸し暑い日本の気候で、長時間学習する特訓も精神的、身体的疲れが教える方にも残ると思います。このお父さん次男に去年の夏のようになると脅かしたりしても恐怖感と精神的苦痛を感じるだけで何も学習効果は有りません。この次男の性格や気質を正確に把握せずに、御自分の次男を御自分の価値判断で判断し、子供の目の高さ、目線に立っていなかったのではないでしょうか。御自分のお子さんです、人の子供よりも自分の子供の性格や気質を良く理解されていたと思いますが。言葉一つが、人を生かすも殺すもするのです。親子関係で有っても、友達づきあいにおいても同じです。言葉を選び、言葉を大切に使うべきです。この頃簡単に人の命を奪う時代に日本もなりました。一番大切な人の命の価値と重さが忘れられているのです。親子の縁と絆、命を大切にして欲しいと思います。

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