教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

県立高授業料「減免」利用率が最高 昨年度、景気後退が要因か(愛知)

2009年08月13日 16時23分42秒 | 受験・学校

 『 県立高校で昨年度、授業料の減免制度を利用した生徒らの割合や、減免の総額が、ともに過去最高となったことが2日、県教委のまとめで分かった。県教委は、授業料の滞納防止策としての減免制度の活用を呼びかけているが、県教委では、「景気後退も要因の一つではないか」と分析している。 県立高校の授業料は、月額9900円。減免制度では、児童扶養手当を全額受給している場合などには全額が、市町村民税の課税対象所得が年33万6000円以下の場合は半額が免除される。県教委財務施設課によると、昨年度減免を申し出たのは1万25人(前年度比189人増)で、生徒全体に占める割合は8・56%。減免の総額は約8億7270万円(同2690万円増)で、ともに過去最高となった。人数では過去最高の2004年度(1万30人)をわずかに下回ったが、04年度は生徒数が多かったため、割合で04年度(7・98%)を上回った。 減免制度は入学時に各校で説明がある。昨年度は、年度途中での申請が04年度より200人ほど多かったのも特徴で、県教委では「すべて景気後退の影響とはいえないが、派遣切りなどで家計が不安定になったケースが増えたことも要因と考えられる」と話している。 』(2009年7月3日  読売新聞)

授業料の減免制度を利用した生徒らの割合が増えているのは全' 国的な傾向と思います。愛知県だけでは無いと思います。 愛知県教育委員会は、授業料の減免総額が過去最高になった要因を正確に分析して今後の景気動向により、減免制度を利用するう高校生が増えるかも分かりません。今の景気が回復しない限り、年度途中申請も増えると思います死、来年度もこのような状況が続くと思います。高校の授業の全額免除制度や高校生への就学援助制度の充実が必要なのではないでしょうか。このまま行けば、学業半ばで断念せざるを得ない高校中退者や来年度卒業出来ない高校生も出て来ると思います。教育行政から今の日本高等学校教育を分析しますと日本の高校生を持つ保護者の家庭の苦しい経済状態が分かるのでは有りませんか。教育行政の専門家は、教育は、経済に大きく左右されると言います。それは今回の世界同時不況の影響で証明されたと思います。愛知教育委員会、家庭の経済的に困窮している高校生の学習を保障する為に高校の入学金や授業料全額免除制度の導入や愛知県奨学金制度の充実し愛知県立高校や私立高校に通う高校生の為に愛知県と愛知県教育委員会は、各学校と連携協力して、高校生への救済措置を拡大して欲しいと思います。法律論だけでは、深刻な不況下、経済的に困窮している家庭の生徒は救えないと思います。このような状況を考えますと愛知県でも自宅から通える地元の私立大学への進学が昨年よりは少し増えたのではと思います。愛知県は、トヨタ自動車の地元本拠地で、トヨタ自動車の系列企業や下請け会社も多いので、今回の世界同時不況の影響でトヨタ自動車の営業利益の減少が、名古屋経済全体に大きな影響及ぼしたと考えられます。自動車業界世界一を目指すトヨタ自動車の復活もそう遠く無いと思います。日本の景気が回復し、全国の高校生の皆さんが安心して高校で学べる日が来ますように心からお祈り申し上げます。

URL  http://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

プログランキングドツトネット http://blogranking.net/blogs/26928                                                            

日本プログ村    http://www.blogmura.com/profile

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小学生ら「森林」学ぶ 御内市有林間伐や生物観察(愛知)

2009年08月13日 11時19分48秒 | 受験・学校

 『豊田市の市有林で一番広い「御内(みうち)市有林」(約390ヘクタール、足助地区)で11日、市民が自然観察や間伐などを通して森林の大切さを学ぶ「巻き枯らし間伐と自然観察の体験会」が行われた。市森林課の主催で、小学生6人を含む12人の市民が参加した。 この日午前中、同市有林内にある管理事務所で、「森林には、穴のあいたオニグルミの実が落ちているが、穴があいた理由は」などと、クイズ形式で森林の知識を学んだ。また、事務所に飛んできたトンボを捕らえたり、事務所近くの川でトンボの幼虫など水生生物を観察したりした。 午後からは「巻き枯らし間伐」を体験した。木の幹に切り込みを入れたり樹皮をはいだりして、養分や水分を断ち切り、樹木を枯らす方法で、伐採よりも簡単で安全という利点がある。 参加者たちは、職員の説明を聞き、竹べらでヒノキの幹から樹皮をはぎながら、間伐の大切さを実感していた。』讀賣新聞

自然観察は、理科の学習ですし、環境保護を学ぶ環境教育でもあると思います。実際に市有林入り、管理事務所の専門家から、森林の中説明を受けたり、教わったりすることが大事で、森林の中に生息している虫やトンボの生育を目で見たり、森の中にある川との関連性を知ったり、森林を守る為の間伐の実習したり参加した小学生6人を含む12人の市民の皆さんは、自然の中で生物学の体験学習が出来たと思います。夏休みですから、自然親しみ、自然の中に実際に入って学習することが、理科離れや、理科教育の基礎作りに役立つのではないでしょうか。学校の中や理科の教科書の中だけの知識、図鑑や百科辞典の知識だけでは、本当の理科の学習には役立たないのではないでしょうか。一握りのスーパーエリートだけの理科教育を実践するより、小学校からの理科教育の基礎、大きな土台を作る為に自然観察や自然の中での実習、自分達で体験して見る自然体験学習をおろそかにして、理科教育の充実や理科離れを防げません。教科書の中の知識を詰め込むだけが理科教育では有りません。今の日本の教育は、実習や体験学習を軽視しているところに問題が有ります。今のままでは、社会や人の為になる人間性の豊かな創造力の有る立派な科学者は生まれるでしょうか。自然学ぶことは、自然の息吹を知り、動植物の命を大切することを自薦から学び体験することによって、ひいては人間大切にする科学者が数多く生まれると思います。これからは、自然科学を無視して、地球環境が破壊され、悪化している今日人間の生きる道は無いのではないかと思います。地球資源や石油も限りがあると思います。自然に実際に触れて、自然から学ぶ、日本の知識偏重のテスト中心の受験教育の弊害が出ていると思います。夏に鳴く虫の名前や赤とんぼ、川を泳ぐミズスマシも知らない子供達も多いです。地球温暖化による自然破壊や山、川、海の環境破壊、汚染が進む今日自然と人間が共生する為に自然からの警鐘に従い、自然保護を自然破壊を防ぐ為にも小学生からの自然観察や自然学習を夏休みにどんどん取り入れ学校の外に出て子供達も保護者も学ぶ必要があると思います。日本も美しい自然環境が破壊され、自然環境は悪化している状況では有りませんか。山の環境が悪化し、森林が破壊され熊が住宅地域に出没したり、川や湖の汚染や海の赤潮発生や汚染でいなくなった魚貝類も出ているではありせんか。海洋王国日本です。綺麗な海を取り戻して欲しいと思います。

URL  http://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

プログランキングドツトネット http://blogranking.net/blogs/26928                                                            

日本プログ村    http://www.blogmura.com/profile

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする