『JR西日本金沢支社は22日、同支社敦賀運転派出の男性運転士(28)が時速120キロで普通電車(乗客約150人)を運転中、乗客の女性2人を携帯電話で撮影していたと発表した。
運転士は「2人を見て撮影したいなと思った」「魔が差した」などと話しているという。同支社は「人命を預かる運転士としてあるまじき行為」として、運転士を処分する方針。 同支社によると、運転士は21日午前10時50分頃、滋賀県内の湖西線マキノ―永原駅間で運転中、後ろを向き、運転席の遮光カーテンのすき間から、最前列に座っていた女性2人を7~8秒間撮影した。運転士は約200メートルにわたって前を見ていなかったことになる。女性が気付き、福井県の敦賀駅到着後、車掌に通報した。同支社の調査では、運転士は1度シャッターを押したが電車の揺れでブレたため、消去したという。 』讀賣新聞
時速120キロで走行中の普通電車で、乗客約150人を載せ運転中、自分の携帯電話で2人の女性を撮影するなど運転士のわき見運転です。運転士の運転中の運転放棄です。2005年4月のJR福知山線脱線事故のように脱線事故が起きなくて、本当に良かったですね。この普通電車時速120キロのスピードが出ていたそうですから、線路上でもすぐに急ブレーキを掛けても止まりませんよ。約200メートルも前を見ていなかったらしいです。怖い電車の運転士です。事故が起こらなかったのが幸いでした。運転席側の車両に乗っていなかった乗客の皆さんは「知らぬが仏」です。電車の運転士は、電車に乗っている乗客を安全に目的地の駅まで運ぶ責任と義務が有るのでは有りませんか。それが鉄道会社の「人命」を預かる使命でも有ると思います。