『 環境教育の一環で、阿蘇の希少野生植物の観察に取り組んでいる阿蘇市一の宮町坂梨の坂梨小学校(星山晃校長、87人.aso.ne.jp/~itidokai/<wbr></wbr>environment/menu8g.html )で11日、児童らが250のポットで種から育てて芽を出したユウスゲ、ヒゴタイ、カワラナデシコなど11種の植物を正門近くの花壇に定植する授業があった。 市では、阿蘇の自然環境を維持・保全し、後世に引き継ぐ「ASO環境共生基金」を設け、子どもたちへの環境教育▽希少野生植物の保護▽阿蘇山上の草原再生――の3事業を昨年度からスタート。希少野生植物の保護は同校以外に宮地、碧水(へきすい)、阿蘇西の3小学校も取り組んでいる。 授業はまず、4年生以上48人が阿蘇の自然を愛護する会の高橋佳也会長を先生役に、希少野生植物に関する講話を聴いた。この後、ポットから出した一株ずつを丁寧に植えていった。星山校長は「この野草園の成長を子どもたちと見守りたい」と話していた。 「この野草園の成長を子どもたちと見守りたい」と話していた。』アサヒ・コム
阿蘇山の稀少野生植物も減少しているのですね。地球の温暖化先ごろ地球の温暖化説に反対論も出で来ましたが。阿蘇山の山の自然環境と大気汚染や自動車の排気ガスで山の空気も以前よりは綺麗でなっているのかも分かりません。緑豊かな日本の100名山の1つの阿蘇山の自然保護や阿蘇山上の草原再生も御先祖様からの贈られて来た財産であり、地元小学校の環境教育の取り組みと理科教育の体験学習の実践の自然に学ぶ取り組みと思います。坂梨小学校の児童の皆さんもユウスゲ、ヒゴタイ、カワラナデシコなど11種の植物を学校で育て、稀少植物から自然環境や水、命の大切さを学んで下さい。生きた環境教育の実践で無いと意味が無いのではないでしょうか。
阿蘇山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
阿蘇山(あそさん)は、熊本県阿蘇地方に位置する活火山。世界でも有数の大型カルデラ(火山の活動によってできた大きな凹地)と雄大な外輪山を持ち、「火の国」熊本県のシンボル的な存在として親しまれている。火山活動が平穏な時期には火口に近づいて見学できるが、活動が活発化したり有毒ガスが発生した場合は火口付近の立入りは規制される。
外輪山の内側を中心として阿蘇くじゅう国立公園に指定されている。温泉や観光・レジャースポットが点在する有数の観光エリア。夏になると多くのライダーがツーリングで訪れる場所である。
なお「阿蘇山」は通称であり、正式には阿蘇五岳(あそごがく)という(現噴火口のある山は「阿蘇中岳」)。
2007年、日本の地質百選に「阿蘇」として選定された。
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自然
山
阿蘇五岳である高岳(1,592m)を最高峰に、中岳(1,506m)、根子岳(1,408m)、烏帽子岳(1,337m)、杵島岳(1,270m)といった1,000m級の山が連なる。
気候
山麓や阿蘇地方内陸では平野部と同じく太平洋側気候で温暖湿潤気候(Cf)に属するものの、夏季冷涼・冬季厳寒である。また、海抜の高い山頂では温暖な九州地方でありながら亜寒帯湿潤気候(Df)に属する。
冬は冬の訪れがかなり早く例年9月末から10月にかけて初氷・初霜が観測され、11月初頭から中旬頃にかけて初雪を観測し、12月以降は本格的な冬となる。真冬になると気温は-10℃未満の日も珍しくなく、寒波に覆われたり、強い冬型の気圧配置になった場合は、-20℃程度の危険な寒さにまで下がることがある。最高気温0℃以下の真冬日が30日以上と多い。積雪は多いところで100cmを超えるものの、山陰以東とは異なり2010年現在は豪雪地帯には指定されていない。 夏は標高が1,000m以上と高いため、これまで真夏日や猛暑日を観測したことは観測史上全く無い。(最高気温の記録は1956年8月4日に観測された29.7℃。)また、避暑地としても利用できる。朝は最低気温が盛夏でも15℃未満の日が多いため涼しく、時には10℃以下まで下がり寒さを感じることもある。
年間平均気温は7℃・夏季の平均気温は約20℃、8月の平均最低気温は15℃、冬季の平均気温が-3℃、1月の平均最低気温は約-6℃とそれぞれ九州の他地域と比べると大幅に低い。降水量は年間降水量で3,200mmと大変多く多雨である。そのため、6月から7月にかけての梅雨の時期は土砂降りの大雨が続く。多量に降る雨から、その豊富な雨水が大地を潤し、県の地下水資源ともなっている。
中央火口丘群
一般に「阿蘇山」と呼ぶ場合、中央火口丘群の根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳の5つの山の総称を指す。最高地点は高岳の1,592mで、「ひごくに(肥後国)」の語呂合わせで覚えられる。中岳の火口は現在も噴煙を上げ続け時々噴火する活火山で、火口西側まで道路(阿蘇山公園道路)が通じている。
カルデラ火山としての阿蘇
更に大きい範囲では30-9万年前に発生した4回の巨大カルデラ噴火により形成された阿蘇カルデラがある。その大きさは世界最大級と言われる[1]。カルデラを取り囲む外輪山も阿蘇火山に含まれ、東西約18km・南北約25kmに及ぶ。カルデラを見下ろす大観峰などは、カルデラ噴火前の火山活動による溶岩とカルデラ噴火による火砕流堆積物(溶結凝灰岩)でできた山である。
カルデラ盆地は中央火口丘によって南北に二分され、北を阿蘇谷、南を南郷谷という。阿蘇谷は阿蘇市に、南郷谷は阿蘇郡高森町および南阿蘇村に属する。阿蘇谷には、熊本と大分を結ぶJR豊肥本線が通り、その立野駅から分岐する第三セクター・南阿蘇鉄道が南郷谷を走っている。
カルデラ内で村や町が発展し「カルデラの中に住んでいる」というのは阿蘇山を知らない人達にとっては驚きである。
火砕流台地の範囲 [編集]
9万年前の巨大カルデラ噴火による噴出物は600km?(ほぼ富士山の山体全部の大きさ)以上に達し、火砕流は九州の半分を覆ったと推定されている。特に厚く堆積した地域では火砕流台地となって残っている。この台地は九州中央部に広く分布し、緩やかに波打つ平原を形作っている。周辺自治体の熊本県高森町東南部、熊本県山都町北部一帯のほか、隣県の宮崎県五ヶ瀬町北部や、同県西臼杵郡高千穂町、大分県竹田市などもその中に入る。
歴史
先阿蘇火山群
30万年以上前に現在の外輪山などを形成している火山群の活動があった。
巨大カルデラ噴火
約30万年前から9万年前までに大規模な噴火が4回 (Aso1-4) あった。地下から大量の火砕流や火山灰を放出したため、巨大な窪地(カルデラ)が形成された。その中でも4回目の噴火 (Aso4) が最も大きく、火砕流は九州中央部を覆い一部は海を越え山口県にまで達し、火山灰は北海道に至る日本全土の他朝鮮半島でも確認されている。Aso4の火山灰でできた地層を見つければ、9万年前の地層であることがはっきり分かるため、植物学、考古学など様々な研究で時代を示す指標として使われている。
中央火口丘群 [編集]
高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳は、上記4回目の巨大カルデラ噴火後に活動した火山。中岳は現在でも活火山として活動中。根子岳は4回目の巨大カルデラ噴火よりも古いと推定されている。
有史以後
カルデラ内は湧き水が豊富で平坦な地形が続いているため、農業生産に適していた。古くから人が住み、集落を形成していた。7世紀の中国の歴史書『
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