2010年6月3日
『神戸大農学部www.ans.kobe-u.ac.jp の学生たちが29日、篠山市真南条上(まなんじょうかみ)の真南条上営農組合(hyogo-akunou.com/furusatomura/<wbr></wbr>31_mananjyokami.html )の田んぼで、農業と農村について学ぶ授業を受けた。1泊2日の日程で、学生が組合員の農家に弟子入りし、農作業や農家の生活を体験学習する。 3年生を中心に16人が参加。午前9時からの開講式では、同学部の伊藤一幸教授が「ここは生物多様性に優れた場所。コウノトリが舞う湿地をつくりたい」と話した。 約1キロ離れた湿地の状態に近い田んぼでは、自然観察ができる「ビオトープ田」づくりのために、組合員らを含め計50人が約8アールの田んぼで足踏みや「田んぼバレーボール」をして代(しろ)かきをした。 田んぼの中の生き物調査や、同組合特産のジャガイモ「丹波あかじゃが」の販売計画づくりにも取り組んだ。』アサヒ・コム
農学部は、優れた農学理論を学んでも農作業実習と体験を自ら経験しないと農業の本当の姿は分からないと思います。真南条上営農組合の農家の人達と一緒の寝起きしのうかつの生活も知り、農業の大切さも学べるのではないでしょうか。学問理論では分からないことも有り、農業体験で新しい発見が出来るのではないでしょうか。農学部の伊藤一幸教授が「ここは生物多様性に優れた場所。コウノトリが舞う湿地をつくりたい」と話したと言われていますように田圃も土が大切で、有機農薬に汚染されていない綺麗な水の流れる昔ながらの水田を復活させることが安全で安心して食べるおいしい米作りも繋がると思います。昔の人は田圃の土が大事と言いましたが、今も変わらない農業の基本では有りませんか。コウノトリも野鳥、虫、蛇や鮒、鯰も、おたまじゃくしの泳ぐ自然環境に恵まれた田圃で無いと生存出来ないのではないでしょうか。田圃に住み着いている生き物が減っても問題にしなかつたのは、日本の自然環境保護と言う立場から大きく外れていたのではないでしょうか。日本の環境破壊の現実を主食のお米を作る田圃から見つめ反省すべきではないでしょうか。地球環境保護問題は、身近な田圃から皆で学ぶべきです。日本の生態系の乱れは、自然環境破壊の現実の証明で、人間より先に動植物が先に察知していると思います。農学は、これから益々日本の主食のお米作りや農作物の生産に重要な役割を果たして行くと思います。日本の食料自給率の事実を把握する必要も有ります。多くの国々から日本は、多角的に食材輸入しているので安全と言う研究家もいますが。地域紛争や戦争による海上や空路閉鎖の危険性も有ります。食料安保の問題も有ります。神戸大学農学部は、地元篠山市でしか作れない『適地適作』の農作物の真南条上営農組合特産品のジャガイモ「丹波あかじゃが」の生産と販売を通じて地元農業に貢献して町越し、篠山市の活性化を実現して下さい。