2010年6月22日
『徳島大学 大学開放実践センター(www.cue.tokushima-u.ac.jp 〒770-8502 徳島市南常三島町1丁目1番地)の田中俊夫教授(50)が、阿波踊り体操の新バージョン「フレンズ編」を考案した。子どもたちの基礎体力をアップさせるねらいがあり、田中教授は「阿波踊りに親しみがら、体力づくりにも役立ててほしい」と話している。 フレンズ編は3分半。2人1組で向かい合い、阿波踊りの動きを取り入れながら、跳んだり体を反らしたりし、最後は手をつないでポーズを決める。田中教授は、子どもが体操をすることを念頭に置いて、運動支援に良いとされる動きを組み込んだ。 今月3日、田中教授は小松島市神田瀬町の市立小松島小学校(東根米校長)を訪れ、1~6年生計143人に阿波踊り体操を教えた。 この日、児童らはフレンズ編に2度挑戦。最初は戸惑っていたが、慣れてくると大はしゃぎ。思い切りはねたり、「ヤーッ!」と大声でポーズを決めたりした。6年生の松山和樹君(11)は「難しかったけど、楽しかった。これからも練習したい」と息を弾ませていた。同校は体育の授業などで実施することを検討する。 田中教授によると、阿波踊りの動きが体操に向いていることに着目し、2006年に考案した。体力や用途に合わせ、基本編、シニア編、トレーニング編などがあり、フレンズ編は六つ目のバージョンだという。同教授は「踊りだと抵抗感がある人も、体操だと取り組みやすい」と勧める。 徳島大学大学開放実践センターは7、8月、阿波踊り体操を地域や職場などに紹介したい人を対象とした無料の指導者養成講座を開く。問い合わせは同センター(088・656・7276)へ。(関謙次) 』
阿波踊りは『約400年の伝統と歴史があり、徳島県(旧・阿波国)内各地の市町村で開催される盆踊りである。なかでも徳島市の阿波踊りが県内最大規模で最も有名であり四国三大祭り、日本三大盆踊りの1つに数えられる。また日本三大阿波踊りとして徳島、高円寺、南越谷の各阿波踊りが挙げられるので、出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より一部引用』徳島の伝統と文化の継承の大切さと子供達の基礎体力を向上の為の徳島大学大学開放実践センター(徳島市)の田中俊夫教授が阿波踊り体操の新バージョン「フレンズ編」を考案されたのは良いお考えと思います。身近な阿波踊りを人間工学や運動力学を生かし、子供達の運動不足や体力向上や健康増進を考えて阿波踊りを生かして下さい。体を動かすことは、体力アップや頭の発達にも良い影響を与えると医学的に証明されています。阿波踊りも近づき、子供達も参加出来ますね。徳島県の伝統文化の「阿波踊り」を大切することは、徳島の伝統文化を守り育てることにも繋がります。子供達に阿波踊りを通じて徳島の伝統文化や歴史を教え伝えて行くことが、徳島の町お越しと活性化に繋がるのではないでしょうか。徳島の郷土文化を通じて、今日日本人として失っている自信と誇りを取り戻すのに役立つのではないでしょうか。
阿波踊り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
阿波踊り(あわおどり)とは約400年の歴史があり、徳島県(旧・阿波国)内各地の市町村で開催される盆踊りである。なかでも徳島市の阿波踊りが県内最大規模で最も有名であり四国三大祭り、日本三大盆踊りの1つに数えられる。また日本三大阿波踊りとして徳島、高円寺、南越谷の各阿波踊りが挙げられる。概要 三味線、太鼓、鉦(かね)、横笛などの2拍子の伴奏にのって踊り手の集団(「連」)が踊り歩く。 「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々…」と唄われるよしこので知られる。しかし、よしこのは大手の有名連以外はあまり使われず主に「ヤットサーヤットサー」という掛け声のほうが多用されている。全国的には「えらいやっちゃ」が有名なため、「ヤットサー」の知名度はあまり高くない。企業連などではこのほか商品名や会社名が入った独自のかけ声が使われたり、「1かけ2かけ3かけて、しかけた踊りはやめられぬ。5かけ6かけ7かけて、やっぱり踊りはやめられない」と言ったものも使われている。また、「ワッショイ踊り」(後述)のような邪道踊りでは「ソレソレソレ…」等と言った単にやかましいだけやバカ騒ぎをするためだけのものも存在している。
近年は徳島以外でも各地(特に関東地方)で夏のイベントとして阿波踊りが催されており、徳島の阿波踊り連がその指導に当たっている。有名なものとして、高円寺(東京都杉並区)の商店街の青年部が町おこしとして、隣町の阿佐ヶ谷七夕祭りに対抗して、夏のイベント用に阿波踊りの様なものを導入しやがて都内在住の徳島県出身者から指導を受ける形で発展した「東京高円寺阿波おどり」がある。例年120万人程度の人出があり、ほぼ同時期に行われる浅草サンバカーニバルと共に、東京の代表的な夏祭りの1つである。現在は、商店街の手を離れてNPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会が主催している。
高円寺ほどの規模ではないが、毎年60万人程度の人出がある埼玉県の南越谷阿波踊りも有名である。前述のとおり、旅行誌やマスコミでは「徳島」「高円寺」「南越谷」を「日本三大阿波踊り」と呼んでいる。
この他、神奈川県大和市や相模原市東林間の阿波踊り等、全国各地で有名な阿波踊りがある。全国各地で行われている阿波踊りについては後述を参照。
また徳島県内の学校では体育祭や運動会などで「阿波踊り」を演目として採用している学校も多数あり、授業で阿波踊りを経験した地元住民も多数いる。地域住民の代表的な祭りである。
起源と名称 精霊踊りや念仏踊りが原形であるといわれるが、起源は明らかになっていない。徳島藩が成立して以後、盛んに踊られるようになったとされる(徳島市観光協会の説明より)。徳島城が竣工した際、当時の阿波守・蜂須賀家政が城下に「城の完成祝いとして、好きに踊れ」という触れを出したことが発祥という説もある。江戸時代には、一揆につながるとの理由で阿波踊りが禁止されていた時期もあった。その令を犯し、自宅で阿波踊りを行った家老がお家断絶になったという。また戦時中にも一時阿波踊りは禁止された。
阿波踊りという名称は徳島県内の各地で行われてきた盂蘭盆の踊りの通称であり、昭和初期からそう呼ばれるようになった。この名称は日本画家・林鼓浪が徳島商工会議所(当時は商業会議所)に提案したものとされる。尚、徳島市や高円寺の阿波踊りではポスターや看板等において専ら「阿波おどり」と表記される。 なお名称から徳島県阿波市が阿波踊りの本場と思われることがあるが、阿波市でも阿波踊りは行われるものの特別なことは特にない。
関連
阿波踊りでは一つの踊りのグループの事を「連」または「輦」(どちらも読みは「れん」)と言う。徳島県には有名連と呼ばれる連が多数あり、主に各協会などに所属している連が多い。もちろんいずれの協会にも属していない連もある。大抵の徳島県民には個人個人に贔屓の連があり、「あっこの連がええ」とか「ほらやっぱりここの連やろ」といった具合に話題になることもある。
こうした有名連以外にも踊りが好きな者同士が集まって結成した連、企業が企業名を売り込む目的で結成した企業連、大学のサークルなどで結成した大学連、気の合う仲間で結成した連、商店街で結成した連等、徳島県内には大小さまざまの数多くの連が存在する。殆どの連は先頭に連名を書いた巨大な提灯を掲げて浴衣などに名前を入れて踊っている(よって、当然提灯係のような者も毎年選定されている)。また徳島県外には徳島県出身者が主体となって結成した連もあり、関西を本拠地とする阿波踊りの連の中には徳島県出身者が始めたものが多い。基本的に「連長」「副連長」からなる幹部から結成されているが、踊りの良し悪しはあまり関係していないらしい。また演舞場まわりは基本的に連長が決めるものであるが、殆どの場合当日までどこの演舞場で踊るのかといった詳細ルートに関しては有料の演舞場や選抜踊り以外は全く決まっていないことも多いために当日になって移動中に踊り披露となったり、時間の空いた演舞場へ急遽飛び入りということも少なくない。
近年は阿波踊り期間中のお昼に郷土文化会館で行われる、「選抜阿波踊り」が有料で行われている。徳島市阿波おどり振興協会と徳島県阿波踊り協会の2協会から日替わりで毎日それぞれ3連ずつ出演し、舞台用の阿波踊りショーを魅せている。舞台なので光の演出などで街中とはまた違う楽しみがある。館内なので暑さもしのげる。暗くするので足元に注意。
徳島の阿波踊りには以上にみてきたような連が1000組(うち企業連が350前後)にも上るほど参加し、さらに街頭での参加者まで含めれば総参加者数は10万人にも上るといわれている。
2006年に徳島市の阿波踊りに参加した連の数は960であった。景気の回復によりそごうや三菱東京UFJ銀行等、復活する企業連が増えた。また、2007年には幸福の科学のような宗教団体の結成した連も一部では見られた。2008年は1000連、2009年は980連と報道にて集計。
徳島県内の有名連
徳島市阿波おどり振興協会
- 阿呆連、阿波連、阿波鳴連、浮助連、うずき連、ゑびす連、扇連、さゝ連、新ばし連、天水連、天保連、
- のんき連、葉月連、水玉連、無双連、若獅子連
- 徳島県阿波踊り協会 徳島支部
- 葵連、うきよ連、菊水連、独楽連、娯茶平、新のんき連、殿様連、蜂須賀連、平和連、ほんま連、酔狂連、
- まんじ連、みやび連、悠久連、藝茶楽、都連、阿波扇
- 徳島県阿波おどり保存協会
- 阿波藍連、隠元連、かずら連、歌舞伎連、武秀連、本家大名連、みつ花連、よしこの連、楽茶連、舞女流華連
- 鳴門市阿波踊り振興協会
- うず潮連、渦月連、太閤連、鳴門浮々連、なると市連、満月連、鳴潮連
高円寺阿波おどり連協会所属連
葵新連、飛鳥連、いろは連、江戸浮連、江戸歌舞伎連、江戸っ子連、菊水会菊水連、小六(2007年、苔作連から改名)、しのぶ連、写楽連、志留波
『姫路独協大(姫路市上大野7丁目www.himeji-du.ac.jp)は18日、同市内で会見を開き、外国語学部の6学科を今年度で閉鎖するのに伴い、閉鎖する外国語を教えている30~60代の教授ら10人に退職勧奨していることを明らかにした。応じない場合は退職を通告するという。 退職勧奨を受けているのは、独、中国、スペイン、韓国語を教えている教授6人と准教授・常勤講師4人。同大教員の一部が加盟する労働組合「ゼネラルユニオン」の山原克二委員長は「突然のことで、事前に相談もなかった。10人のうち半分以上が退職を拒否している」と話す。大学側に抗議文書を提出したが18日現在、返答はないという。 同大によると、外国語学部は2007年度までは独、英、中国、日本、スペイン、韓国語の6学科があった。入学者が減少し、08年度に学科は外国語学科一つに統合、外国語と日本語の2専攻に再編し、定員も300人から150人に減らした。しかし、今年度の入学者数は定員の半分以下の70人で減少に歯止めはかからなかった。現在の4年生が卒業すると旧6学科の学生がいなくなるため、10人に退職するよう勧めたという。 > 奥村勝彦学長は会見で「今後も志願者が減るようならさらに改編を考えないといけない」と話した。』 アサヒ・コム
日本は、季節で言えば梅雨過ぎて夏の到来ですが、私立大学は冬の時代到来です。法科大学院で全国の大学で初の撤退となる姫路独協大学が、2011年度以降の法科大学院の学生募集を停止すると5月27日に発表したところです。今や各大学の法学部の看板になっている法科大学院の廃止も、来年度の学生募集や大学としての評価低下に繋がります。2007年からの定員割れが続き外国語学部の独、英、中国、日本、スペイン、韓国語6学科の今年度で閉鎖を大學側が決定しましたが、少子化による18歳人口の減少の影響を受けたと言えます。このまま行けば外国国語学部の学部閉鎖から廃止への様相です。今後都市近郊でも定員割れ歯止めの効かない私立大学や地方の私立大学の学部閉鎖や大學閉鎖や廃止が全国的に増えて行くのでは無いでしょうか。私立大學倒産が足音を立てて忍び寄ってきていると言えます。。
法科大学院、初の撤退へ=姫路独協大学が募集停止決定―「能力ある学生の確保困難」
『姫路独協大、兵庫県姫路市)は5月27日、2011年度以降の法科大学院の学生募集を停止すると発表した。同大は新司法試験の合格者数が低迷し、今春は入学者がゼロになるなど、厳しい状況が続いていた。現在所属する学生17人の修了後、法科大学院は廃止となる見通し。法科大学院の撤退は04年の制度開始以来初となる。 同大は「十分な能力を持った学生を確保することが困難になった」と説明。文科省にも募集停止を伝えた。奥村勝彦学長は「募集停止後は、在学生や修了生が法曹界で活躍できるよう、教育、サポートに全力を尽くす」とコメントしている。』5月27日17時39分配信 時事通信