リセマム 8月28日(金)14時20分配信
【話題】サイン・コサイン・タンジェントは女子に不要、鹿児島県知事が発言撤回" width="200" height="163" /> ;鹿児島県の伊藤祐一郎県知事が、8月27日に行われた総合教育会議で発言した「高校教育で女子に(三角関数の)サイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」との一言が波紋を呼んでいる。
8月25日、文部科学省による「全国学力・学習状況調査(学力テスト)」の結果が公表された。各都道府県によっては、この結果に関し講評を行う場を設け、Web上でレポートを掲載し始めている。
鹿児島県知事の発言は、総合教育会議で同テストの結果について求められた場面での一言だったという。この発言に対し、ネット上ではさまざまな反応が見られた。また、同発言は8月28日午後14時20分現在既に知事により撤回されている。
文科省は、同テストの実施要綱にて「(テストの結果によって)序列化や過度な競争が生じないように」との配慮を促している。今後発表される結果講評やその方法には十分な注意が必要だろう。
◆鹿児島県知事の発言に対するネットの反応
「時代錯誤も甚だしい」「数学は嫌い、知事に賛成(女子高生)」「確かに、人生や生きるうえで役立つ知識を教えてほしい」「残念、私は仕事で使っている」「口を滑らせただけだと思うが、学力テストでみんな敏感な時期、謹んでほしい」「桜島が怒って噴火しなきゃいいけど」
鹿児島県知事は、高校教育で女子に(三角関数の)サイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」の発言は、100年思考が停止しているのでは有りませんか。今や理系女子の時代、東京大学や京都大学の理系学部、理学部・工学部・薬学部・医学部を優秀な成績で卒業し大学院博士課程を終了後、アメリカやイギリスの名門大学留学し、理系の博士号を取得している若手女性研究者が数多く活躍している今の日本です。アメリカやイギリスに留学しても学力不足で卒業できなかった政治家のお子さんとは別格です。女性蔑視の前世紀の遺物のような時代遅れの反知性主義の鹿児島県知事では、学校教育の面において時代遅れ、鹿児島県と首都圏の東京との地域格差や所得格差の解消も到底実現出来ません。西郷隆盛公も広い大きな心と世界を見る視野の狭さに天国から嘆いておられると思います。薩摩おごじょの皆さんに頑張って頂き、女性科学者として世界に雄飛し是非活躍して下さい。