新党憲法9条
姜尚中氏はいつから創価学会の広告塔になったのか
小泉政権と連立を組んで米国のイラク攻撃を支持した公明党とその背後にある創価学会を私は批判した。
よくも平和の党、平和の宗教団体を名乗れるものだと。
よほど図星と見えて、私は公明党・創価学会から嫌われた。
しかし、今度の安保法案に加担する公明党・創価学会はあの時以上だ。
なぜならば公明党・創価学会が反対すれば安保法案は阻止できるからだ。
安保法案を成立させようとする公明党・創価学会は、今度こそアウトだろう。
その批判をかわすために、公明党・創価学会も必死になって安保法案は平和のためだと言い募っている。
聖教新聞の印刷・発行を引き受けていると言われる毎日新聞が、きのう8月30日の広告紙面で、「戦争のない21世紀への提言」なるものを大きく掲載した。
私が驚いたのはその提言が、8月2日に行われた創価大学における姜尚中氏の講演録だったことだ。
東京大学名誉教授、政治学者という立派な肩書の姜尚中氏は、週刊金曜日から始まってNHKに至るまでおよそすべてのメディアで重宝がられているリベラル識者の筆頭だ。
当然ながら戦争法案に反対し、安倍首相に批判的な言論人のひとりだ。
その姜尚中氏が公明党・創価学会の広告塔であるとは知らなかった。
この国の言論はウソだらけである(了)