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天木直人のブログ
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きょう8月3日の産経新聞が「単刀直言 特別篇」と題して、安倍昭恵夫人とのインタビュー記事を大きく掲載している。
そこで昭恵夫人は驚くべき発言をしている。
なんと昭恵夫人は次のように安倍首相の再登板を「天命」と言ったのだ。
「前回、1年で辞めた当時の反省があったからこそ今がある。過去は無駄ではなく、必然だったとも思いますね・・・」
どうやら昭恵夫人の正体は、家庭内野党どころか、誰よりも安倍首相の再登板を後押しする、最強の安倍擁護者らしい。
首相たる者命がけで責務を果たすのが最低限の掟だ。
それをこともあろうに国会で施政方針演説を行った直後に投げ出して病院に隠れた。
それを忘れる国民はいない。
その時点で再登板どころか政治家失格だった。
それにもかかわらず再登板は天命だと言った昭恵夫人。
再登板で日本と国民がどれほど被害を蒙っているか、その認識は昭恵夫人には微塵も感じられない。
これは支持率が下がった安倍首相への援護射撃だ。
その昭恵夫人がもう一つの援護射撃を語っている。
「・・・主人は、ずっと政治家を続けて行くつもりは、ひょっとしたらないのかもしれませんね」と。
これは、いつでも辞める覚悟はある、辞めさせられるなら辞めさせてみろ、という開き直りだ。
しかし、この発言もまたとんでもない発言だ。
世襲政治家として政治しかやってこなかった安倍首相が、政治家を辞めて何をするというのか。
何が出来るというのか。
それを一番よく知っているのは昭恵夫人、あなただ。
どこまで行っても嘘くさいインタビュー記事である。
このインタビュー記事を書いた産経新聞の水内茂幸という記者は、政治家に近づいては、つまらない話をあたかもストーリーのように創作することばかりやっている、知る人ぞ知る政治記者だ。
すべてが嘘くさい(了)
Posted on 2015年8月3日 Naoto Amaki
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岡田民主党代表の訪韓を批判する
きょう8月3日の産経新聞が書いた。
岡田民主党代表が4人の民主党議員を引き連れて訪韓していると。
なにを気楽な事をやっているのか。
安保法制案の廃案が山場を迎えている時に党首が外遊してどうする。
自民党閣僚たちの無駄な外遊は許さないと言っていたのは民主党ではなかったか。
しかも朴大統領との会談前にソウル市内で行った記者会見での発言が噴飯ものだ。
「野党第一党の代表として、日韓関係を少しでも前に進めたい」と言ったという。
それはいいだろう。
しかし、その後に何と言ったか。
「首脳会談もできないような状況は極めて遺憾だ。(安倍晋三首相と)条件をつけずに会われたほうがいいと朴氏に申し上げたい」と語ったと言う。
耳を疑う発言だ。
まるで安倍首相の補佐官のような発言だ。
野党第一党の代表として真っ先に行うべきは、安倍首相に対して間違った歴史認識に固執して韓国との関係を誤るな、という苦言ではないのか。
おまけに同行する議員が辻元清美だという。
蓮舫が怒るだろう。
何から何までおかしい。
産経新聞が喜んで大きく取り上げたわけだ。
これでは、安倍政権の支持率が下がっても民主党への支持が広がらないわけだ。
絶望的な政治状況である(了)