『被害者が、大阪府寝屋川市の中学1年、平田奈津美さん(13)と判明した高槻市の殺人・死体遺棄事件。後ろ手に縛られた遺体は、顔にも何重にも粘 着テープが巻かれ、切り傷は約30カ所に及んだ。一方、人けの少ない深夜の駐車場を遺体の遺棄現場に選びながら、隠し場所は駐車中の車の下という犯行に は、ずさんさも際立つ。 捜査関係者によると、高槻市の駐車場で平田さんの遺体が見つかったのは、13日午後11時35分。左側の腕、胴体、足に約30カ所の切り傷があり、長さや深さ、傷口の形状が異なるものや、生前つけられたとみられる傷も複数確認された。 一部の傷は、服をめくられるなどした状態でつけられたと考えられ、犯人は、自由に身動きの取れない状態で執拗(しつよう)に切りつけた可能性が高い。 腕には抵抗した際にできる「防御創」はなく、粘着テープで後ろ手に縛られていたため、抵抗できない状態だったと推測される。 両手首の粘着テープは身動きが取れないほど、何重かに固く巻かれていた。腕は青っぽく変色しており、長時間縛られていたとみられる。 平田さんは、12日夜から行方不明になっており、1日の間にこれだけの暴行を受けたことになる。  犯行には、残忍さとともにずさんさも目立つ。遺体が遺棄された物流会社の駐車場は工場や民家、田畑などが点在する場所にあり、地元住民らによると、土地勘 などがないとなかなか立ち寄らない。人目につきにくい深夜の駐車場を選ぶ一方、犯人は、駐車中の車と地面のすき間に無造作に遺体を遺棄していた  駐車場には遺体を引きずるなどした形跡がなく、犯人は別の場所で殺害し、車で運んだとみられている。遺体発見の約1時間前、現場近くの防犯カメラに相次い で駐車場を訪れる2台の車の姿が記録されていた。2台は遺体の見つかった場所近くで約30分間止まり、そろって駐車場を出たとみられており、複数犯の可能 性がある。』

人を殺して問題が何も解決しないと思います。今の所平和な日本でこのような残忍なさつじん事件が起こるのか。病める大人社会の子供社会への投影と思います。人間の命を大切にしない今の日本の子供たちを生むだのも政治家を含め大人の社会的責任と思います。