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アケビとムベの花

2010年06月01日 | 散歩(花)

アケビ(写真上)の花は恩田大橋の石垣に咲いていました。この石垣には毎年「青大将」が越冬しており、花の咲く時期になると石垣の間から顔を見せています。アケビの花は雌雄同株の単性花(雌雄異花)です。少しボケていますが大きい花が雌花、小さい花が雄花です。秋には実が熟し割れます。ここからアケビと言う名前が付いたと言われています。子供のころは山遊びの最中に良く食べました。ムベ(写真下)はアケビ科のつる性の木で、アケビにた実をつけますがアケビのように皮は裂けません。写真のムベの木はアケビの近くにあり、アケビに似た実がなっていましたが実が裂けないので変だなと思っていました。春になり花が咲いたときに花がアケビと違うことに気が付き調べてみるとムベでした。天智天皇がこの実を食べて「むべなるかな」と言ったとかで「ムベ」と名付けられたと言う話があるそうです。花はアケビと同じ雌雄同株の単性花(雌雄異花)です。