礼文島の桃岩~知床岬ハイキングコースは、足腰の弱い人はたいへんなコースです。途中、一か所リタイア地点があり、無理と思った人はここからバスに引き返すこともできるようになっています。写真のように雨、霧、風の中での花の散策でした。
天気が悪い上に、花が小さく遠くにあるので、ピントがなかなか合わず、ピンボケの写真が多くなりました。私のカメラは、今はやりの30倍と言うやつを持っていったのですが、この手のカメラは接写や小さな花には向いてないのかも、近場の花はもう一台のバカチョンカメラの方がよく映りました。カメラのせいにしては申し訳ない、やはり腕のせいですね。
今日の花はチシマフウロとレブンソウです。
桃岩~知床岬ハイキングコース
チシマフウロは本州北部から北海道に分布、高山に咲く花ですが、礼文島では低地に咲いています。本州の高地に咲くものをハクサンフウロ、北海道の中央高地に咲く色の特に淡いものをトカチフウロと言います。
レブンソウは礼文島にしか咲かない花です。しかし礼文島にはマメ科の似た花が多く、見分けるのは難しいのですが、ポイントは葉に密集している白い綿毛だそうです。しかし雨で綿毛があるのかどうか良くわかりません。花には綿毛が見えるような気がします。