日々遊遊!!

散歩道や日々の出来事を・・・

厄介者のゼニゴケ、不思議な生体!!

2016年06月03日 | 散歩(花)

散歩道で道路脇のゼニゴケに傘のようなものが出ているのを見つけ撮影しました。
ゼニゴケの繁殖は無性繁殖と条件が良ければ有性生殖を行います。有性生殖の場合は雌雄異株、雄株が形成する「雄器」と雌株が形成する「雌器」、ここで精子と卵子を作り受精します。
我が家の庭にもあります。我が家では傘ができたことは無いので無性繁殖をしているのでしょうか?とにかく厄介ものです。
他にはセアノサス・マリーサイモン、ハナテマリです。
今日は晴天です。朝は寒くて一枚はおりました。

路肩一面にゼニゴケが繁殖しています。このようにびっしりとゼニゴケが地面を覆うことは、長期にわたる除草剤の使用等、一定の条件下で見られる現象だそうで、確かにこの場所は毎年除草剤が散布されていたと記憶しています。

 

無性繁殖、丸い穴は「杯状体」、この杯状体から円盤状の無性芽を作り、無性的に繁殖します

雄器、葉状体の先端から長い柄を出し、その上に傘をひろげた構造、この傘の中で精子を作ります

雌器、「破れ傘」と呼ばれ、この傘の骨の下側に卵を形成する造卵器があります

セアノサス・マリーサイモン

ハナテマリ