ちょっと見苦しい竹林ですが これはうちの隣のいえの畑だったんですが 別の場所に家を建てて出ていかれて 放置された畑に
最近竹が生えてうっとおしくなっていました。
断わりをしてこの冬じゅう できるだけ切らせてもらっていたのですが 今また新しい竹が生えてきています。
これは真竹です。筍を食べることはできますが もう孟宗竹、淡竹といいっぱい食べたのでよそのものまではいりません。
でも新しい竹が柔らかいうちに切り倒しておかないとあっという間にまた竹になってしまうので様子を見に入ってみたら
だんだん下の方から皮がむけてもう竹になりつつあります。
これはなつかしい竹の皮で おにぎり、お饅頭、昔なら魚屋さんやお肉屋さんもこれに包んでくれていましたね。
最近は高級な食材に使われていたりしますが演出ばかりで中はビニールとかセロファンで包んでありますね。あたりまえだけど。
母に聞くと 昔はこれを拾ってまとめておくと 商売人が買いとりに来ていたとのことです。
あらそれじゃあ宝の山じゃないですか。ということで根元に脱ぎ捨てられたのや まだまきついているのを少し剥いてかえり 干してみました。
年末に黒豆を煮るのに竹の皮をいれて煮ると柔らかくなるときいて まえからこの季節に採っておこうとおもっていたんです。
かわりに竹の葉っぱをいれて煮たりしていました。今年の年末は楽しみです。
すでに広がっているのは脱ぎ捨てられていたのを拾ったもの。くるっと丸まっているのは無理に剥いたものです。丸まっているのは
水で湿らせて広げるらしいです。
最近はこの竹の皮を裂いて 草履を編んだりするのが人気だそうです。布草履も良いけど竹の皮ぞうりも足が気持ち良さそう。