ようちゃんばあば日記

お米と野菜をつくり、保存食作り 編みものなどの日常を綴っています。

母の面会

2021-11-03 | 家族とともに
コロナの感染者が減って 緊急事態宣言が解除となった現在

母の施設では またオンライン面会ができるようになっています。

事前に申し込んでおいて その時間に行くと

母は自分の部屋 私は玄関近くの面会室にいて

 パソコンをつなげてもらって 大体15分が面会時間となっています。


元気で穏やかに過ごしている様子で なによりです。

ありがたいですね。

昨日の話題は 孫Sが元気に高校へ通っているという話。

そして その高校は 母が昔 学生のころは戦時中で

学校の授業がなくて 寮に入り 被服廠で働いていた

その場所なのです。

ずっと昔は県庁だった建物を 戦争によって軍が使い

各地から集められた学生が 兵隊さんの軍服を 

流れ作業で縫っていたそうです。

夜は 6畳一間に7人が寝起きし ろくに食べることが

できないで 朝から晩までミシンを踏んでいたそうです。

遠くは島根県のほうからも学生が集められ 2年の間 盆も正月も

家に帰れず 働いていたと。。。そんな思い出話をしてくれました。

50代のころ その被服廠の同窓会があったとき

「みなさんが働いた2年間は 老齢年金の対象となりますので

働いていたという証明書をお配りしますから 年金の受給手続きの時は 

これをもって 手続してください。」と言われました。

誰が(どういう立場の方が)同窓会を開いてくださったのか・・・

10代だった女性が 戦争が終わってお嫁に行き

それぞれの生活に進んでいるのに 追跡し 大変だったと思います。

ありがたいことでした。

おかげで 母は 勤めていた厚生年金に加えて 被服廠時代の年金も

わずかプラスされています。 

戦争を経験した世代は どんな形にせよ 自分のやりたいことを

やれることはなく 言いたいことも言えず 

先の見えない日々を生きたのですね。

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コメント (18)
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