越後では定番のナラタケです。通称「あまんだれ」。越後の人はこのアマンダレのお汁が大好きで、秋の話題になります。しかし、このナラタケも数種類が分類されていて、そう簡単な種ではないのです。本菌はヤワナラタケという名がついているのではないかと思いますが、比較的小型の赤みが強い種です。県内には4種ほどが見られると菌を研究しておられるN先生から教わりました。標準型のナラタケ以外に大型のオニナラタケ、黄色みが強いキナラタケなど。全国には10種程区分されているそうです。しかし、それらをまとめた書籍や図鑑などがないのが私にとっては残念でなりません。諸先生方に奮起していただいて最近の所見を入れた日本の菌の全体像を明らかにした書籍や図鑑を作ってほしいと望むばかりです。
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