
鶯爪花(オウソウカ)という名前を調べてみると、そのもとはつるのあちこちにできるカギ状の爪にあることが分かりました。あいにくカメラに収めたものにこのカギ状の爪が入っていません。わずかにその形質を見て取れるものがこの絵で、先端に果実が着いていますが、この果実の部分をとると柄の部分が湾曲しかつ爪のようになっています。これが単独で各所に付くためいろいろなものにひっかけてよじ登るような生態なのだそうです。この爪を「鶯」の爪に見立てたのが日本で中国は「鷹」に見立てた名前になっているとか。それにしてもなんで「鶯」なのでしょうか?