久しぶりの森の恵みです。食べ頃のアラゲキクラゲがコナラの切り株にこんもり。にんまり!そろそろきのこの季節にもなってきているようです。きくらげに比べ細かい毛が表面にありますから白く見えます。千切りにして炒め物に変身。いただきま~す。
別名ハエトリソウ。ハエドクソウの花はとても小さいのでよほどのマニアでないと気づく人はほとんどいません。今では一科一属一種の植物として分類されていますがいろいろな変遷があったようです。私はこの花を見つける頃は「蝿」ではなく「蚊」を連想してしまいます。この花が咲いている場所が薮蚊が好みそうなところで、なんども餌食にされた経験がありますね。
ムラサキシキブの花です。秋に青い実を沢山つけるので実のほうを覚えておられる方が多いのですが、花に気づかれることは少ないのではないでしょうか。愛らしい花ですね。里山に沢山ありますから秋の実の季節も楽しみです。
細長い剣のような花穂はクガイソウ。輪生する葉が九節ほどあることから名づけられました。一目見たら忘れない花の一つですね。多くは群生するか高山のお花畑の構成員として目にするものです。でも、低山の里山の山間にも出現します。
この花を見て「虎の尾」というイメージは沸いてこないのですが、どうしてこんな名前になったのでしょうね。垂れ下がった白い穂状の花が群生する光景はなかなか味わいがあります。ヒマワリ同様みんな同じ方向に向いているようです。里山の代表的な初夏の花ですね。
コゴメハギという帰化植物です。花は小さいのですが、150cmくらいになる大型の草本。原産が中央アジアだそうですが新潟でも見られるようになりました。それほど暴れてはいないようで、静かに入り込んできています。この程度ならそれほど目くじらを立てなくとも済みそうです。
そういえば帰化植物がずいぶん増えました。在来の種がいなくなって新しい侵入者がどんどん押し寄せてくる感じです。自然は絶えず変化するものですからこれも仕方のない現象なのでしょうか。
そういえば帰化植物がずいぶん増えました。在来の種がいなくなって新しい侵入者がどんどん押し寄せてくる感じです。自然は絶えず変化するものですからこれも仕方のない現象なのでしょうか。
秋の七草の一つで、秋の花のイメージが強いのですがもう咲き始めました。でもまだ量は少ないですね。真っ赤なショウジョウトンボも飛び交っていますから、普通の人なら「夏も来ないうちにもう秋?」といぶかる光景。ショウジョウトンボはいわゆるアカトンボではなくこの時期に見られるものです。
丘陵公園内は蝶も乱舞しています。沢山いるのですがとりあえず撮影できた3種の紹介。これはスジボソヤマキチョウというシロチョウ科の蝶です。平場にはいなくて山の中で見られます。前羽の先が尖っているのが特徴でしょうか。