うちのルーク・スカイウォーカー(7歳児)。学校の図書館で年間100冊の本を借りて読みなさい、と指導されている。僕自身も図書館大好きっ子だっし、本から得た感動や知識は人間形成に(偏っているかもしれないが)役立っているという自負はある。だからそういう学校の指導には大いに賛同するところだ。・・・と言ってもルークはまだ2年生だから、借りてくる本は絵本中心。今回借りてきたのは、これだ。
ルーク「ちち(注・僕は”ちち”と呼ばれている)。今日はねぇ、怖い本を借りてきたんだよ。」
アナキンtak「へぇー、でもあんまり怖いお話読むと、夜トイレに行けなくなるぞ。」
ルーク「だいじょうぶ。はい、今日はこれだよ。読んでみて。」
おぉ、「じごくのそうべえ」じゃないか!桂米朝の落語が元ネタ。この関西弁が、テンポよくって、子供に読んであげるのには最適だもんね、これ。子供の頃、僕も読んだ記憶がある。特に鬼のお腹に入ってから、いろんな臓器をくすぐったり引っ張ったりして脱出するところがおかしくておかしくて。あの頃とは違って、今は読み聞かせる側となった僕。この面白さを伝えたい!とばかりに熱が入ってしまう。ルークはケラケラ笑ってる。うーん、僕の読み聞かせはやっぱ上手いぜ(自意識過剰)。
それにしても「じごくの・・・」というタイトルで怖いお話と判断したんだろうね。この手のタイトルに惹かれるのは、遺伝子のせいか?B級映画やカンフー映画に多そうな文句だもんね。