山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

禁断の「カップメシ」の味

2021-10-28 21:27:17 | 特産品・モノ

 即席の「カップメシ」が旨いという「カンブリア宮殿」からのTV情報から、試しに食べてみることにした。とりあえず、スーパーから入手した「カレーメシ」と「ぶっこみ飯」を食べてみる。

   

 「カレー」味の方は、キーマカレーだった。「キーマ」とは「細かいもの」というわけで、ひき肉のカレーだ。「ぶっこみ飯」はチキンラーメンを継承したデザインだ。

    

 熱湯を注いで5分を待つ。そして、熱いままハヒハヒしながら食べ出す。カレー味の方はルーがあったのでよくかき混ぜる。辛さは濃い目だったが、かなり旨い。ひき肉よりスパイシーの強烈さが後まで漂う。これはお代りがしたくなる。

 「ぶっこみ飯」は、チキンラーメンのなかにご飯が混ざっている感じ。見たくれはお茶漬けかおじやのような様子だった。しかし食べてみるとまったく違和感がない。こちらもお代わりができそうな勢いだ。

  

 日清のたゆまぬ企業努力の成果が確かに表れている。わが家はカップ麺はほとんど買わないが、この「カップメシ」は舌が伸びてしまいそうだ。「カップヌードルよりウマい(自称)」と豪語するだけの食品革命と言っていい。次回は何にしようかなと思うほどだ。

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携帯用蚊取り線香はこれがいい

2021-08-30 21:55:44 | 特産品・モノ

 夕方の農作業には携帯用の蚊取り線香をほぼ毎日のように使っている。いままで3種類くらいの携帯用蚊取り線香を使ってきたが、使っているうちに吊り下げるフックが弱くなり、受け皿ごと落してしまうことがたびたびあった。しかも、受け皿のかみ合わせが緩くなり、蚊取り線香本体が草むらに落ちてしまうこともたびたびあった。

                     

 そこで、次にホームセンターで売っていた三角状の吊り金具のあるのを使ってみた。しかしこれも使っているうちに吊り金具のバネがやはり緩くなり、同じように受け皿が落下してしまう。とくに草刈りで藪のような所に進入するとき草木に触れて取れてしまうことも少なくなかった。

              

 そこで、アーズ製薬の携帯用を使ってみた。すると、こちらは左右に受け皿を止めるフックがついており、しっかり固定できることがわかった。これなら、受け皿が落ちる心配はないし、蚊取り線香が草むらに落ちて火災の心配もなくなった。

             

 今まで使っていた受け皿は、左右に回すネジのようにして固定するようになっているが、錆びてくるとそれがなかなか回らなくなる。すると、残った線香も取り出せなくなることもあった。その意味では、アース製の携帯蚊取り線香入れは優れものということになる。やっと、落ち着いて使用できるようになったのでホッとしている日々となった。

             

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水出しコーヒーを贅沢に!?

2021-08-21 22:03:43 | 特産品・モノ

  サントリー「Boss」が今年の7月末に販売開始したcafe base「贅沢コールドブリュー」(期間限定)を買ってみる。本当はじっくりコーヒーを入れればいいのだが、ついスピード優先になってしまう。水や牛乳で稀釈する10杯分の濃縮コーヒーだ。

 さっそく牛乳で割って飲んでみる。無糖ではあるが「水出し抽出」ということでまろやかで酸味や苦みはない。コーヒーノキの原種には大まかに、アラビカ種とロブスタ種があり、この二つだけで世界のコーヒー生産の99%を占める。ロブスタ種は収穫量が多く安価のため缶コーヒーやインスタントコーヒーに使われることが多い。アラビカ種は病気に弱く収穫量が少ないので、アラビカ種100%使用と書かれると食指が動く。

  ニューヨークのコーヒー専門店が開発した「コールドブリュー」の水出しコーヒーは、コーヒー豆を直接水に浸し、長時間ゆっくり抽出したもので、昨年ごろから日本にも人気が出てきたようだ。そういえば、数十年前に、渋谷で水出しコーヒー一杯千円という表示が出ていて「なんてこった」とけっきょくその喫茶店には入らなかったことを思い出した。

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オリンピックをポリポリとカリカリと

2021-08-08 21:28:00 | 特産品・モノ

 マラソンが終わりオリンピックは閉会式を迎えた。立て前のオリンピック憲章は事実上形骸化されているが、参加単位が国であるのが間違いの基だ。メダルの授与も国歌と国旗を背景にしていること事態憲章と矛盾するのだ。竹田元会長・森前会長をはじめとするダークな体質はポロポロと直前まで問題を露呈してしまった。スポーツ界と政治界との癒着は根深いものがある。

 そうはいっても、純粋にアスリート個人とそのチームの刻苦勉励を讃える場として応援をするのはやぶさかではない。畏友からいただいた「アーモンド小魚」や「食べる小魚」をポリポリ・カリカリ食べながら観戦する。両方とも、片口イワシの健康食品だった。

                 

 「アーモンド小魚」の製造は愛媛、「食べる小魚」は愛知。食べ出すと止まらないので競技が終わるまでは食べないと決めて、空き時間が来るとポリポリを始める。そのほか、アボガドや日本産でインドネシアの発酵食品「テンペ」なども同梱してくれた。さっそく、和宮さまに献上し夕飯を堪能したのは言うまでもない。

 いつも健康に留意してくれる畏友の配慮に感謝する。後期高齢者になってしまったこのところ、ドキッとする所作が多くなってきた。こういうときだからこそ、健康を留意して「生きねば。」(「風立ちぬ」・ジブリ)と日々を振り返る。

                 

 

 

 

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ワークマンのウエアだった

2021-07-13 22:32:42 | 特産品・モノ

 雷雨の予報があった午前中、作業服が突然郵便受けに届いた。娘からだった。「ワークマン」が作業ワークだけでなくアウトドアや日常生活にも使えるアクティブなウエアを開発したものだった。ワークマンが肉体作業をするおじさんの店から、女性や若者も来れるような改革をした象徴でもあった。

               

 そのウエアは、防虫加工をした「フィールドコア」ブランドとしての「カーゴパンツ」だった。「カーゴ」とは貨物船の意味があり、そこで使う道具を太ももの大きなポケットに入るように工夫された作業パンツだ。それが米軍のパラシュート部隊に採用されミリタリーデザインとしても注目された。

 さっそく使ってみると、きわめて軽く作業しやすいフィット感・伸縮性がある。ポケットだけでなく体形に合うような工夫が感じられる。製造はミャンマーだった、エッ。

                   

 さらに、「アームカバー」も同梱されていた。こちらも洗濯しても効能がおちない防虫加工ばっちりのものだった。販売は「インセクトシールド」社(製造は中国)。インセクトは昆虫、シールドは盾、防虫に特化した会社だ。米軍陸軍・海兵隊の制服は防虫加工が必須となっており、同社がかかわってているという。

 こちらも両手につけてみると、伸縮性もありサイズも長かったせいか虫には刺されなかった。現在使っているアームカバーの殆んどは袖上側のゴムがすぐ緩くなり、輪ゴムで止めている状態だった。また市販のアームカバーは短いので露出した肌を虫に刺されることが多かった。そのため、防虫スプレーを毎回のようにかけて使用していた。

 農的生活は虫との闘いであり共存であることをよくご存じのわが娘に拍手喝采。夕方からは雷鳴が鳴り、稲妻が横に走るなど脅かされたが、さいわい雨量は思ったほどではなかった。

 

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創業者の汗が今も甦る

2021-07-01 21:43:13 | 特産品・モノ

 都会に住んでいたときの隣人から「鳩サブレー」が届いた。そう言えば、鳩サブレーはしばらく食べていなかったのに気づく。同窓会をしたときのように懐かしく味をしたためる。変わらない食感と旨さだった。宅急便のなかに「鳩のつぶやき」というパンフレットが入っていた。「豊島屋」の創業者が鳩サブレー創出のためにいかに刻苦勉励したかの絵物語だった。絵は懐かしい那須良輔画伯だった。

            

 外国人からもらったビスケットの味に衝撃を受けた明治の創業者が、味はもちろんネーミングや戦火の中でこだわってきた気骨の歴史が淡々と描かれていた。このパンフレットの文章が長いのでもっとコンパクトにならないものかと思ったが、先代を崇敬しようという表れか。ちなみに、「サブレー」とはビスケットの焼き菓子のことで、サクサクとした食感がフランス語の砂を意味する「サブル」からきているという。

            

 また、17世紀のサブレー侯爵夫人がふるまった焼き菓子が社交界で話題になり、それから世界中に伝わったという説などがある。明治末期に発売した当初は、外来語より「鳩三郎」という名前のほうが伝わったという。また、「鳩」は創業地の鎌倉の鶴岡八幡宮の「八」の字が鳩で表現されているのをヒントに型を作ったという。

                    

 明治から現代まで連綿と続く鳩サブレーの味は基本的に変わらない。それほどに、創業者の心意気が貫徹しているともいえる。缶入りの蓋を開けてみると、いつのまにか鳩はいなくなっていた。手品のようにきっとどこかへ飛んで行ってしまったのだろう。そのサブレーの味は口の中にはいまだに残っているけどー。ごちそうさまでした。

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梅肉エキスついに完成へ

2021-06-12 22:24:46 | 特産品・モノ

 娘が約500個の梅を梅肉エキスにし、そこに和宮様が約100個の梅を追加して作ったので合計約600個で作った梅肉エキスが完成した。それを煮沸した瓶に分ける。ひとつは尾上さんへのお礼として贈答する。平均するとひと瓶に200個の梅が詰められていることになる。

    

 梅肉エキスは、朝の野菜ジュースにレモンの替わりで投入している。梅肉エキスだけだととても酸っぱくて毎日は舐められない。これの効能は、なんといっても血流の改善だ。血液サラサラ・疲労回復効果が期待される。また、コロナ禍のなかでは免疫細胞の活性化に貢献できそうだ。

 大正末期に創業された「梅丹(メイタン)本舗」は、飲みやすい粒にしていまだこの梅パワーにこだわり続けている。今回の梅肉エキスは娘の助力で8割の貢献度があった。和宮様は来年の「予約」をほのめかしているが、今回は娘の仕事の合間とうまく連動できたが、次回はどうだろうか。

 

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バイオトイレとおが粉

2021-05-23 23:12:19 | 特産品・モノ

 バイオトイレを使って十数年となる。個人でバイオトイレを利用しているのは町内では数軒しかないらしい。屎尿とおが粉を攪拌するのが基本だ。2~3か月ごとにそれを取り出して畑に撒いていく。野菜の畝に直接撒くというより、現在使っていない畑の際に撒いて熟成を待つ。

                

 タイミングが悪いと臭いも気になるときがあるが、ふだんは臭いを感じられないくらいだ。問題はヒーターやファンを電気で動かしていることだ。どうせエコでやるんだから太陽光などを活用できないかと思う。といっても、最近は中部電力をやめて「新電力」にしたので自然エネルギーに近づいたことになる。

       

 隣の地区にある製材所からおが粉を空の肥料袋に入れて車一杯貰ってくる。産業廃棄物なので製材所も助かるし、バイオトイレをはじめ生ごみコンポストに入れれば臭いもかなりなくなるし水分を吸収してくれる。さらには、ヤマウドにたっぷりかけて発育を促したり、収穫した根菜類を保存したり、活用はいくらでもある。都会ではこんなエコな暮しはできない。コロナ禍で農的暮らしをもう一度見直すチャンスになるおが粉に注目したいものだ。

 

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母の日プレゼントにクロワッサン

2021-05-09 21:20:19 | 特産品・モノ

 娘から母の日プレゼントが届いた。内容は冷凍のクロワッサンだった。じつはクロワッサンは父の好物なのだ。中山間地にいるのでうまいクロワッサンと出会うのは数年ぶりだ。都会にいたときはわざわざ立川まで買いに行ったことがあるほどだった。贈られたクロワッサンは、プレーン・メイプル・よもぎ・チョコ・抹茶味が2個ずつ入っていた。まだ全部を食べてないのでどれが気に入ったかコメントできないが母はプレーン味、父はよもぎ味が好感度を得た。

  最初にチョコとよもぎ味を食べる。懐かしい味だった。製造は福岡に拠点がある「三日月屋」。原材料にこだわりを持った職人による手作業で作られていると同時に、「外はパリッと、中はもっちりとした」食感が素晴らしい。

            

 食べ方は、自然解凍を2時間ほどしてからオーブントースターで軽く焼き、2分ほど常温で冷ましてから食べるのが良いと説明書では強調されていた。しかし、早く食べたかったので冷凍したままオーブントースターで焼いてしまった。それでも、十分焼き立ての風味はあったので、説明書通りであればもっとうまいということになる。

 都会にいる娘とわが山里との距離はかなりあるが、時空を超えた娘の配慮にまた頭が下がる。この距離感が今のところいいのかもしれない。コロナ禍の深刻な侵攻の中ではいっそうその意味がある。

 ついでながら、都会中心主義の破綻がいろいろな意味で明らかになってきた現在、田舎に住むという農的生活はこれからの日本にとっても国民ひとり一人にとっても喫緊の選択だと思う。そこに生きる意味の本源があると一方的に思う親だが、それは娘に伝わるだろうか。おっととっと、その前に「ごちそうさまでした。ありがとう。」だよね。       

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200円のイチゴの誇り

2021-05-04 22:18:45 | 特産品・モノ

 先日、農協へ行ったとき200円のイチゴがあったので有無を言わさず買ってしまった。今までは400円くらいのイチゴがこの生産地域の平均的な価格だ。都会だと500円前後はするに違いない。今まではわがエンゲル係数が高い家計からはなかなか手が出なかった。それが半値で買えるとなるとあさましくも買い物かごへ2つも入れてしまった。形や大きさは不揃いではあるものの、じゅうぶん美味い。

 その後、とあるスーパーの産直では162円のイチゴがあった。これもさっそく拝むように手を出してしまった。しかも、それらの味はそこそこの旨みが確認できたのだった。貧乏人のサガか居直りかはわからないが、これで十分納得のいく味だった。おかげで、イチゴが腹いっぱいの主食とすらなったというわけだ。庶民のささやかな喜びがこんなところにも輝くのだ!?

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