山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ナタマメはお茶にしようかな

2019-03-04 20:25:35 | 特産品・モノ
 農協の直売所で購入したナタマメの苗からどんどん実が成ったけど、なかなか料理ができないまま実ができてしまった。とりあえず収穫してはてどうしようか。というのも、成熟豆は毒性があるのだ。加熱が不十分だと嘔吐・しびれなどの症状が出る。
 成熟する前なら、福神漬けのように莢ごと食べられたり、いろいろ料理できる。成熟豆だと炒ってナタマメ茶がいいかも。口臭や鼻づまりをすっきりさせる健康茶になりそうだ。


              
 たまたま今、なた豆の歯磨き粉を使っている。福岡県八女市産、無農薬の茶葉の粉も入っている。「口中を浄化する・口臭を防ぐ」を強調している。遜色のないデンタルクリームだった。

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苦悶と創造と

2019-03-02 20:18:47 | 特産品・モノ
 ニンジンを収穫する。最近は商品に耐えうるようなスマートな人参も収穫できつつあったが、そうはいかない! 同じ畝でも端っこのニンジンはとっても苦悶の表情を見せていた。きっとそれは畝を新しく伸ばした部分だったようだ。そこは石や肥料の塊が集中していたに違いない。もしくはオイラが抱えていた悶々としたストレス害毒がニンジンに伝播したのかもしれない。

    
 しかし隣のニンジンからは赤ちゃんを抱える母子像のニンジンが産まれ出た。現代で子育てするのは見えない壁が次々ある。そんな息苦しさを逞しく吹っ飛ばすようなパワーがあるニンジンだった。きっとこれを食べれば活力と創造力が湧き出るに違いない。パワーストーンならぬパワーキャロットだね。畑にもドラマが満ちている。
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希少種の種をゲット

2019-02-25 21:07:54 | 特産品・モノ
 昨日の「種市」では市販では入手し難い種をゲットできた。「借金なし大豆」は秩父在来種の伝統野菜だ。名前の由来は、借金も余裕で返済できるほどもうかるほどの収穫量がある大豆であるという。見たくれは普通の大豆と変わらないが、甘みとコクがウリだという。   「たかきび」は中国でいう「コーリャン」のこと。ひき肉の代わりになるヘルシー穀物。 「もちあわ」は、縄文時代から栽培されてきた日本最古の穀物。白米より食物繊維7倍、カルシウム3倍、鉄分6倍、カリウム3倍で、善玉コレステロールの応援団。

  
 「八升豆」は、ネパール原産、1本から8升もマメが採れるとして、江戸時代では各地で栽培されていたが今は希少種。痩せた土地でも強靭、雑草制圧作用もあり、病害虫被害も受けにくいとして最近注目の豆。            
 「八町キュウリ」は、長野・須坂市八町地区の希少種。昨年育てた井川地区のキュウリと似たずんぐりむっくりの希少種。収量は少ないが、歯切れがよく香りが強いという。

          
 「カボチャ」と「ヘチマ」は愛知県豊川市の神谷商店提供の種。また、「大根」は、2種類の品種だが栽培してからのお楽しみ。というわけで、市販ではなかなか入手できないような種を確保できた。問題はわが畑にうまく適用できるかどうか、いや、オイラの未熟な手腕が試されてしまうなー。       



    
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毛虫の復権

2019-02-23 21:03:31 | 特産品・モノ
 高速道路のサービスエリアで昼食をとる。あまりに天気がいいので外のベンチでサンドウイッチを食べていた。目の前になんとシンプルな遊具があった。よく見るとどうも毛虫の遊具のようだった。

      
 すると間もなく、おとなのほがらかなグループがその毛虫ちゃんで遊びだす。障碍者のグループのようだったが、毛虫ちゃんに対するピュアな喜びといい、スタッフの対応のソフトな優しさといい、その一コマのみずみずしい空気につい魅入られた。


            
 そのうちに、本命の子どもが遊びに来た。ひょいと乗ってからなんということもなく景色を眺めていた。それがまた癒しの空間となっている。SAにこうした遊具が置いてある余裕が素敵だ。しかも、嫌われ者の「毛虫」を遊具にしている発想がいい。

                   
 しかもその横に、小さな「蜂」らしき遊具もあった。よく見かけるパンダではなくマイナーな「毛虫」「蜂」をあえて設置したデザイナーの心意気が伝わってくる。春が近くにやってきている。
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「ごぼう天」がうまかった!

2019-02-20 19:15:00 | 特産品・モノ
 昼食をとるために珍しく駅ビルの食堂をうろつく。去年新装開店したせいかどこの店も行列が見られるほどのにぎわいだ。行列がきらいなオイラはそのなかでもやや空いている店を探し出して入った店が、「星のうどん庵」だった。入り口近くにあった「ごぼう天」うどんがうまそうだったから、すぐにそれを注文する。食べてみてそれは間違いなかった。サクサクとしてゴボウの食感と匂いとが胃を満喫させる。抹茶塩をまぶして食べてもうどんに入れてもごぼうの自己主張は変わらない。出汁も羅臼昆布の黄金色だけあってついつい飲み干してしまう。
                  
 店内の傘もようの照明も斬新だ。店内全体がこうした感性が張りめぐっているのが伝わってくる。メニューも多彩で選択に迷ってしまう。駅の立ち食いうどんから会社を大きくしてきたらしい。店名の由来は星野さんが創業したからかなと思ったが、社長の名前は星原さんだった。だから「<星の>うどん庵」なのだな、とつまんないことに勝手に納得する。
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百古里庵(スガリ)に寄る

2019-02-11 19:41:33 | 特産品・モノ
 買い物に山を下りる。途中でお昼になったので近くの「百古里庵(スガリ」)の蕎麦を食べに行く。そこは杉の細いトンネルを越えた先の桃源郷にある。国道から離れているのに休日はけっこう繁盛している。


  
 久しぶりに寄ったお店だったが、机といすが用意されているところが現代風というか、高齢者への配慮を感じる。150年前近くの民家がそのまま見事に再生されている。どこを見ても木のぬくもりが沁みてくる。

           
 とろろ芋の田舎蕎麦を注文する。うどんのような太い蕎麦が出てきた。最初はペロッと食べちゃうなと思ったが、それが大いなる誤算だった。腰も強く食べ応えがある。やっと食べ終える。夕方まで胃を満杯にしていた。

                  
 現代作家を応援する姿勢が随所に出ている。蕎麦湯をはじめあらゆる容器にこだわりが感じられる。天竜でもいろいろな蕎麦屋があるがこれだけ古民家を活かし、その環境と暮らしの伝統を引き継ぎ、しかも現代アーティストをも活かす店は見当たらない。
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ガーデンシュレッダーの威力

2019-02-07 20:12:26 | 特産品・モノ
 ブルーベリーの根の周りに木のチップを撒きたいとかねがね思っていたがなかなか実現できずにいた。そこで、畑とその周辺から出る大量の枝をチップにするために「シュレッダー」がいいのではないかと、思い切ってそれを聞いて購入することにした。業務用は高価で手が届かないが家庭用のコンパクトな「リョービ」の「ガーデンシュレッダー」が手ごろだった。


   
 取り扱い説明書を手にセットするが手間取る。なんとか悪戦苦闘しながらやっと作動する。ときどきチップが詰まって止まることもあったが、次々枝を投入してチップを確保していく。

         
 始末の悪い「キウイフルーツ」の枝もその多くが太さ3cm以下だったので、比較的細かいチップができた。まだ生乾きも多かった。今までは焚き火で燃やしていただけだったが、チップにすることで微生物の生分解過程により土壌が豊かになっていくのがうれしい。

 
 とりあえず、ブルーベリーの半分近くをこのチップで撒くことができた。あとは天気の良い日に作業をやれば完璧だ。あちこちで散乱していた枝がチップとなり、畑の周りがきれいになってきたのが何よりだ。
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両の手に桃と桜や草の餅

2019-01-28 10:14:45 | 特産品・モノ
 高速道路のSAで買った手ごろな土井製菓の「田舎草餅」。どこでもあるような草餅だが、静岡産のよもぎということで食指が動いた。味はとびきりということでもないが、内閣総理大臣賞を受賞しただけあって控え目だが風味のある生菓子だった。3個目はがまんした。

 箱には芭蕉の「両の手に 桃と桜や 草の餅」が印刷されていた。草餅を食べながら庵から見た春の風景だが、両側に高弟子の嵐雪・其角がいたらしい。つまり、桃と桜はこの頼もしい二人を比喩・讃歌しているようだ。季語が三つもある掟破りの句だが、したがって「草餅」が季語。案の定、ポスト芭蕉はこの優れた二人の弟子が江戸俳句を二分する。
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やっぱり福島の生そばを買ってしまった

2019-01-20 08:38:27 | 特産品・モノ

 「新そばまつり」に群がるもう一つの売店はやはり福島だった。会津若松市にある「桐屋」は、権現亭と夢見亭と二つの店を持っている。そこのそばは寒暖差のある高冷地で作られた「会津のかおり」という品種だ。昭和46年に開業した桐屋は殻つきの玄蕎麦にこだわった手打ちそばを作っている。賞味期限は今日なのだが、他のものを食べてしまったので明日となりそう。楽しみだ。

                                                             

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ワインじゃないよ

2019-01-15 09:15:53 | 特産品・モノ

 「冬の間はこれを飲め」と、野菜ジュースの代わりに娘が買ってくれたブドウジュース10本。ワインじゃないけど毎朝ちびちびやってます。おかげで冬の寒さにめげず血液のどろどろはどうやら改善してすいすいと流れているようです。

           

 朝起きてまもなくトマトやパンなどとともに小さなカップでグッドモーニング。香料・保存料を使わずポリフェノールをストレートで摂取できるのがいい。長野県松本産の豊かな大地・水で育ったブドウのローカルな味が口中を騒がせる。

            

 「コンコード」品種は北米原産のぶどう。寒暖差に強く耐寒性もあり病害虫に強い特徴が長野の風土にあっているようだ。抗酸化作用のあるポリフェノールが多いとされるこの品種、芳醇なコクを楽しみながらこの冬を乗り切りたい。感謝。

 

      

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