人生の師匠でもある作家・高尾五郎さんからバウムクーヘンが届いた。オイラより先輩でありながらその精神はピュアな青雲の志を貫いている作家だ。清流出版から『ゼームス坂物語』全4巻を上梓している。
24層のバウムクーヘンをさっそくいただく。職人「治一郎」が生み出したしっとりとした重厚な甘味の傑作だった。
しかもそれに付随していた「しおり」が気に入った。「日々のありふれた幸せが 積み重なって大きなものになる」というフレーズがいい。バームクーヘンとは幸せのきっかけになるべく「円と縁」・「輪と和」の蓄積の逸品なのだと。こうした言葉の感性が味に沁みていると思えた。五郎さん、おいしくいただきました。感謝。