山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

いよいよ第3期抜根作業

2022-02-07 22:15:51 | 屋外作業

 第2期までに活躍したユンボが故障していたので、しばらく茶樹の抜根作業が遅れていたが、代わりのユンボを確保したので今月から第3期の抜根作業に着手することになった。朝はかなり寒く寒風も辛いがA君の腕と若さにユンボの運転は任される。

 ユンボは三菱重工が国産化して高度経済成長の一端として日本の国土開発を席捲したもの。ユンボの呼び方は、ショベルカー・パワーショベル・バックホー・油圧ショベルなどの総称として呼んでいるが現場でも混乱している。

   

 この建機の名称はいつも混乱させられている。以前は大型クラスを油圧ショベル、小型クラスをバックホーと呼んでいたが、近年、呼び方が細分化され、今は大型クラスのものを「油圧ショベル」、小型クラスのものを「ミニショベル・ミニバックホー」と呼ぶようになったという。この使い始めたユンボは、ヤンマーの「GLOBAL Vio20」で、ミニショベルということになる。上部が360度旋回できる。

 ついでに、ショベルは英語、スコップはオランダ語、定義はいろいろあるが、上方に足をかけられるほどの真っ直ぐなものがあるのを「ショベル(シャベル)」、小型で足をかけられないのを「スコップ」という。

  

  しかし、東日本では、大型のものを「スコップ」、手で扱う小型のものを「シャベル」という(オイラは東日本派)が、西日本では全く逆だという。よけいに混乱してきたぞ。

 この建機は、狭小道路や住宅密集地の現場で掘削や積み込みに活躍している。もちろん、起伏の多い山里では絶好の働き手でよく見る建機でもある。人手不足・省力化に貢献する頼もしいショベルだ。

 そのためわが家でも期待通り順調に作業は進んでいった。A君の柴犬マルは日向ぼっこを楽しみながらのんびり作業を眺めている。キャタピラの音も前作業車より静かな低騒音車だった。

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