山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ダルマストーブいよいよ始動

2017-01-16 18:55:37 | できごと・事件
 この冬いちばんの寒さだそうで、どうりで寒さがこたえる。
 そのため、きょうからダルマストーブを使うことにする。
 それには薪が必要だが、今まで薪を作る余裕がなかった。
 道草山に伐採して転がっているコナラで薪づくりに追われる。

                                 
 一発で火が点き快調に土間が温まってくる。
 隣の居間にはそのエネルギーがいま一つだが、灯油ストーブはつけないでいられる。
 火力が勿体ないのでダッチオーブンに入れたサツマイモをストーブのうえに置く。
 昼食にはさっそく焼き芋が主食になる。

         
 調子にのってこんどはカボチャを焼いてみる。
 これもすぐできて、夕飯の主食となる。
 お湯を沸かしたり、ふろふき大根を温めたり、自然エネルギーが大活躍。
 最後は茹で卵でしめる。

                                   
 ゼロ円エネルギーで食事とささやかな暖をとり、そのうえ、道草山が少しづつきれいになっていく。
 この薪ストーブは現金の出入りはないので価値がないように見えるが、この行為と結果は手応えがある。

 「なまけもの倶楽部」の辻信一さんの言葉。
 「20世紀のぼくたちは、豊かさを求めていろんな「もの」を手に入れ、
 多くの「こと」を引き起こしてきた。
 しかし、それらを得るために、ぼくたちが今
 失いそうになっているものもいっぱいある。」
 
 

                               
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