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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

だいこん

2009-05-11 19:09:27 | 農作業・野菜
昨年の大根は元肥や霜対策が不十分でしたが、今年は新春から再チャレンジ。
 近所のT翁は自分で育てた大根で毎日大根おろしを食べてからというもの、常備薬の胃薬はいらなくなったと喜んでいる。
 それにあやかって和宮みずから種まきして、いまからタカジアスターゼを所望している。
 その情念からか、見事大根の芽が出始めた。早く防虫ネットを張らないと暗躍し始めた虫たちの餌食になってしまう。命を守る戦いの開始だ!?
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タヌキに化かされた!

2009-05-10 00:46:19 | 生き物
お尻の形から謎の動物はイノシシの子どもであるうり坊ではないか(4/30)との推測は見事にはずれだった。
 となりの師匠に謎の写真を見せたところ、即座にそれは最近近所を徘徊しているタヌキだという。皮膚病で毛が抜けているので、顔も尻尾も細く見えるのだということだった。
 つまりは、タヌキにばかされたというわけか。
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ヒメハギ

2009-05-09 01:13:33 | 植物
これも危うく見過ごすところだった。目をこらして見ていたらヒメハギの花を発見。花は5mmほどで高さが10cmくらい。はじめはヒメスミレかと思ったがもっと小さい。萩に似ているのでついた名前だが、花びらはガクなので花はもっと小さいことになる。寝ながらでないと撮影がむずかしいほどだ。
 しかし、花の形は鳥が羽根を広げているような堂々としたものだ。ヒメハギ科を標榜するほどに小さくともこのように凛として自立している姿は美しい。4月末が見所だったようで、多くはすでに咲き終わっていた。また来年、小さな美人に会えるのが楽しみだ。待っているよ。
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スノキ

2009-05-08 00:24:33 | 植物
道草山で「酢の木」を見つけた。控えめにベニドウダンのような赤い花をつけていた。葉を噛んでみると確かにすっぱい。白・赤・黒と変化する実もすっぱいようだ。だから、別名が「コウメ」と呼ばれる。
 ブルーベリーの仲間のツツジ科である。雑草や雑木にまみれて人知れず咲く「スノキ」の発見は、教室にいたにもかかわらず存在感のなかった自分の姿と二重写しになった。「すっぱい」味は、せめてもの自己主張だったのであろうか、それとも、順風満帆ではなかった人生のほろ苦さだったのだろうか。
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オビカレハ

2009-05-07 16:44:31 | 生き物
いよいよ虫たちが蠢動するときがきた。野菜の収穫がそろそろ始まっているからでもある。部屋の中ではヤスデがいつのまにか徘徊していて、あやうく踏みそうになる。畳に小さな小枝が落ちているとついムカデかヤスデかケムシかと疑ってしまう習性がついてしまった。田舎暮しは、「虫」を「無視」できない生活でもあったということだ。
 オビカレハ(帯枯葉蛾)の毛虫を立て続けて遭遇した。というのも、サクラ・モモなどの枝にテント状の巣を作って群生しているからだ。
これだけ色鮮やかな自己主張に自然のアートなセンスに驚愕してしまう。あまりにきれいなので毒虫かと思うくらいだ。
 しかし、名前のとおり、おとなになるときわめて目立たない枯葉色になってしまうのが人間と似ているかもね。
 
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ワンマンショー

2009-05-06 20:04:42 | 出会い・近隣
連休中3泊4日で、小学校2年生のダウン症のターくんがやって来た。はじめは恥ずかしがっていたり、おとなしい犬のムクちゃんに八つ当たりしたりしていましたが、最後の晩餐では1時間ほどぶっとおしのゴレンジャーパフォーマンスを座布団の上で披露。の長老もいたのでますますハッスル。
 少しでもおとなどうしの会話になってしまうと、ダメだしが出て集中しろとターくんの指導。まわりも久しぶりの笑いで筋肉痛になりそう。写真撮るのもやっとの隠し撮りですが、体全体をフルに動かしたゴレンジャー物語だったのでした。
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サヤエンドウ豊作

2009-05-05 00:22:45 | 農作業・野菜
初めてサヤエンドウを大量に収穫しました。すぐ油で炒めて夕飯としました。とりたてでシャキシャキとしたサヤエンドウでした。
 実は葉っぱと同じ色なので、見過ごすこともたびたびありました。これもサヤエンドウの生き残り戦略かもしれません。

 世はゴールデンウィークですが、ここはいつもの静寂の風景がどっしりと鎮座するなか、キジやコジュケイの鳴き声と新茶を刈り取る機械音が響きます。
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無惨! コシアブラ

2009-05-04 00:02:36 | できごと・事件
山菜のなかではますます人気が高まってきているコシアブラ。
 林道わきのコシアブラが無惨にも2本も折られている。
 どうせ採るなら来年も採れるようにすべきではないの。
 天ぷらのかりっとした旨みがとろけるコシアブラとヤマウドは、私の最高の山菜だ。その楽しみは森の恵みに感謝するところから始まるべきものだ。
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イワカガミ

2009-05-03 00:05:33 | 植物
横手山へ行く途中、Y字路に出会った。標識がないのでどちらにいくべきか迷う。というより、すでに間違った道を歩いていたらしい。後ろから地図とコンパスを持ったキャリアの人がいたので、無事もどれた。
 おかげで、そのY字路の周辺でうろうろできたので、高山植物のイワカガミに出会えたのだった。しかも白花は珍しいということだ。ほとんどの人はそのイワカガミに気づかず通り過ぎているようだ。
 ハプニングは、人をどん底に追いやるときもあるが、思わぬ発見と出会いをもたらすことがある。
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切り立った尾根

2009-05-02 00:45:05 | 風景
登山をして興味をもったのは、尾根の左右の風景が違うことだ。大きく分けて針葉樹側と広葉樹側との斜面がはっきり尾根の左右から見えることだ。ここで滑落したら命はないなと思う箇所はいくつかあった。

 人間の都合で作られた「拡大造林」の杉・檜の針葉樹が風景を画一化している。絶壁に近い所まで迫る杉・檜を見てしまうと、日本人の勤勉さと言おうか、利益追求欲と言おうか、戦後の林野行政の長期的判断はどうだったかを考えさせられてしまう。批判するのは簡単だけどね。
 これからどうするか、森の多様性を大切にしようとする少数派の論陣が経済優先の強力な効率主義に勝てるか、日本人の見識が問われる「いま」である。
 
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