山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

花オクラはトロロアオイ

2011-09-18 20:55:05 | 植物
 ガラガラと揺れる国内情勢はますます人間の不安感・不信感を醸成しています。
 しかしそれは人間のなせる「業」ばかりではなく、地球規模の天気も不穏なこのごろです。
 やっとまた、青空が見えてきました。

 畑では人間たちのあさはかな思惑をよそに、トロロアオイ(花オクラ)の大輪の花があちこち自由に咲いています。
 こぼれ落ちたあちこちの種が申し合わせたかのようにいっせいに咲き始めています。
 この大輪の真直ぐないのちの讃歌につい手を合わせそうになってしまいます。

 もちろん、野菜のオクラも毎日のように実をつけて、二日見なければあっというまに大きくなってしまいます。
 トロロアオイは、蒲鉾・蕎麦のつなぎにも使われているそうで、根っこが粘っこいので「トロロ」と名前がついたのですね。

 東京から心優しい親子が大雨の中やってきて二泊してきょう帰りました。
 「子」といっても生花の仕事をやっている青年です。
 将来花屋を開業したいとの夢を持っている前向きな青年に会いました。
 楽しみですね。
 まだ日本は大丈夫のようです。
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獲りたてのイノシシちゃん!?

2011-09-17 08:27:47 | 食彩・山菜・きのこ
昨日の夜遅く、近所のかたが獲りたてのイノシシの肉を届けてくれました。
 ただちに、ずっしりあったみずみずしい肉を小分けにして冷凍庫に入れました。

 そろそろイノシシが活発に徘徊しているようでときどきその被害が聞こえてきます。
 わが家も栗の収穫が来週あたりからはじまるので心配していたところでした。
 10月早々には、イノシシが大好きなサツマイモ・サトイモができるころで、イノシシが首を長くして待っていることでしょう。

 ちなみに一昨日、肉じゃがを料理しましたが、肉は以前いただいたシカ肉でした。
 冷凍庫が満杯だそうで、お裾分けしてくれたのでした。
 ありがたい、ありがたい。
 近隣の方からのお裾分けはとくにありがたい。
 よそ者の存在を多少は受け入れていただけたのがありがたい。
 
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幻想的な月下美人

2011-09-16 08:15:43 | 植物
 川崎宿に滞在する和宮様から「月下美人」が咲いたよと連絡がありました。
 毎年、しっかり咲いてくれて、匂いも素敵です。
 なんといっても、ネーミングがいいですね。

                    

 夜に咲き、翌朝にはしぼんでしまう貴重なサボテンです。
 花やしぼんだ花は食用にできるそうです。
 サラダ・天ぷら・おひたし・酢のものなど、オクラの花のような味だそうです。
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ショウガご飯はおすすめ

2011-09-15 22:38:49 | 食彩・山菜・きのこ
 昨日のNHKTV「あさイチ」で、「ショウガご飯と肉じゃが」の料理をやっていた。
 これならオイラでもできそうだし、なんといっても美味そうだとばかり、夕飯はこれにした。
 
 「ショウガご飯」は、油揚げと畑のショウガを入れ、出汁・酒・醤油・塩をいれるだけ。やや出汁が多かったようで濃い目の味だったが、ショウガの匂いとうまみが素晴らしい。

 「肉じゃが」は、いただいたシカ肉が淡白でなかなかグーだ。ジャガイモは畑で収穫したメークインと買って来たタマネギ・白滝を入れて煮込む。
 これもなかなかだ。

 きょうも満腹。このごろ腹回りが出てきてまずいなー。
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残暑はツルムラサキですなー!

2011-09-14 21:04:43 | 食彩・山菜・きのこ
 カラッとした暑さのきょう、こりゃチャンスとばかり、ふとんを干しました。
 重たい布団が午後にはすっかりフワフワ。

 畑で今いちばん元気なのが、「ツルムラサキ」「モロヘイヤ」「オクラ」の御三家。
 いずれも夏のネバネバのスタミナ食。
 お昼にさっそく篭いっぱいのツルムラサキを茹でて、醤油とカツオブシをかけてオーソドックスに頂きました。つい、平らげてしまいました。
 
 やや胃が疲れていたのでとてもソフトに頂きました。
 このツルムラサキは茎が紫ではなく緑の品種です。
 しかもみんな去年落ちた種から芽生えた苗を畝で移植して作ったものです。
 頼もしいツルムラサキです。
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ヒョウモンチョウの鑑定はムズイ

2011-09-13 20:42:32 | 生き物
 残暑のなかにも風はもう秋。
 ゴーヤはほぼ終了。キュウリもあとわずか。
 カボチャも収穫がほぼ終了。
 畑で食べられるものがずいぶん少なくなった。

             

 そんなときに、「ミドリヒョウモン」がニラの花にやってきた。
ヒョウモンチョウの仲間が畑に比較的多く来てくれる。
 しかし、翅の開閉が早くてなかなかシャッターチャンスがとれない。

 ヒョウモンチョウは似たような紋が多くて、見た瞬間はわからない。
 図鑑でやっとこれは「ミドリヒョウモン」♂らしいとわかった。
 決め手は前翅の4本の黒い線だった。
 食草はスミレ。
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花鳥風月 ツルアリドオシ

2011-09-12 20:48:33 | ポエム
 杉・檜に包囲されながらも、二つの白い花が合体し、赤い実を地面に作る。
 ツルアリドオシが枯れた杉葉の合間に実を結ぶ。
 潰さないように森を歩く。

                  
 
 秋や冬が来ると、詩が好きになる。
 自分を追い込んでいくと 詩も生まれる。
 元気がないときほど 詩が生まれやすい。
 そう、還暦前のことだった。


 花鳥風月

きみの瞳に 花が咲いたとき
言葉は 愛にときめいた
きみの瞳に 鳥が鳴いたとき  
世界は 二人だけのものとなった
  きみの瞳に 風が吹いたとき
   時間は 刻むのを忘れた
  きみの瞳に 月がのぼったとき  
   宇宙は 恍惚を知った

  ふたりの瞳に 人生が刻まれたとき
  波乱も平凡も 同棲した


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柿を食らうヒメスズメバチ

2011-09-11 21:24:46 | 生き物
 このところ毎日のようにカラスが柿を食べに来る。
 といっても、柿はまだ青い。
 突かれた柿が屋根を叩きながら落下する。

                    

 地面に落ちた柿が熟し、いろいろな昆虫が集まってくる。
 腹端が黒を特徴とする「ヒメスズメバチ」がやってきて食事中。
 カメラを近づけてもあまり気にしない。
 「ヒメ」がつくから小型かと思うが、大きさは他のスズメバチと変わらない。
 近くに巣があるのだろうか。

 道草山の草刈は完了。これでいつ栗が落ちても発見できる。
 暑い夏がまた来たようなきょう。
 夕方すぐさまシャワーに逃げ込む。

東北大地震が起きて半年。
 この未曾有の災害に放射能が追い討ち。
 黄河と同じように数千年かけても解決できないのだろうか。
 フツーの暮らしの中にある落とし穴が剥き出しになった半年。
 生きる基盤・価値観の変更を迫る災害に対応できるのか日本。
 忘却しない感性がきっと日本を変える。
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里山復活へのワンステップ

2011-09-10 20:58:34 | 市民活動・まち育て
 森のボランティア仲間が里山林復活のための活動を始めている。
 針葉樹だらけの森を択伐し、小さな広葉樹を残したり、広葉樹を植樹したり、鳥や虫が来れるような環境づくりを一人から始めているのだ。

          

 久しぶりに日程が合い、この活動に参加することになった。
 チェンソーで樹を切ったりして太陽の日ざしが差し込むような「ギャップ」を広げたり、樹に引っかかった松をみんなで知恵を出して倒したり、残暑の汗をしっかり流したのだった。

                

 山仕事はチェンソーの威力がすごいことを再認識させられた一日だった。
 メカに弱いオイラとしては肩肘張らずのんびりやるしかない。
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一気に成熟マクワウリ

2011-09-09 18:47:05 | 農作業・野菜
 岐阜県の「真桑」で良質なウリが採れたことから命名されたという。
 そのマクワウリは台風の長雨の影響で急に割れ始め、傷みだした。
 早めに収穫しておけばよかった。

 毎朝、マクワウリが主食となっている。
 ほんのりした甘さが美味である。

道草山はいよいよ栗拾いの準備。
 草刈3日目。もう一息で終わる。
 枯れ枝の処分に手間取る。
 計画通りにはなかなかいかない。
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