山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

これがセスジスズメの成虫!

2011-09-08 20:31:45 | 生き物
 かっこいいハングライダーのような「セスジスズメ」(スズメガ科)がわが家に迷い込んだ。
 色は地味だが戦闘機のようなスマートなかたちだ。
 
 わが畑のサトイモには必ずいらっしゃる蛾でもある。
 幼虫はあっというまに葉を食べてしまう大食漢で要注意。

2010/7/6のブログに鮮やかな色の幼虫が写っている。
 尻尾があるのがスズメガの特徴でもある。

 ほんにこのごろは蛾の訪問が多くなったこのごろだ。
 よろこんでいいものか。
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一日中草刈、フクラスズメ大量発生

2011-09-07 21:17:19 | 生き物
 午前も午後も草刈に追われている。
 雨の後はとくに草の勢いもすごい。

 カボチャ畑の隣にカラムシ(イラクサ科)が伸び伸び群落を作っている。
 カマでいそいで刈り取っていたら、「フクラスズメ」(脹雀/ヤガ科)の幼虫・毛虫がわんさといたのに気がついた。最初は捕虫箱に入れ始めたがあまりに多いし、また、よく動くので気持ち悪くなってきた。

 名前からはスズメガの仲間かなと思ったが、成虫が冬の寒さに耐えるスズメのような容姿からついた名前だそうだ。

            

 雑草が伸びすぎてナイロン草刈機では馬力が足りない。
 カマでやるほうが効率的のように思えた。
 草はいつのまにか1mは越える高さに積みあがった。
 つまり、草刈が追いつかなかった(サボっていた)証左でもある。

                 

 日ざしが強くなってきたので、ミニトマトがやっと赤くなってきた。
 久しぶりのスカイブルー。
 朝晩は寒い。もう秋半ばに突入か。
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台風一過

2011-09-06 21:17:32 | できごと・事件
 台風が去り、やっと青空を見ることができた。
 町内のある地区では雨の降り始めからの雨量は、635mmにもなったという。
 畑は大きな被害はなかったが、きょうは倒れたオクラ・トウモロコシ・モロヘイヤの
野菜のいくつかに添え木をした。

      

           

                

 久しぶりに洗濯物やふとんを干すことができた。
 青空になるのをこんなにも待ち焦がれたことは春野に来てはじめてのことだ。
 まぶしい。いいね。
 心も弾みます。 

 
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こりゃーないよ! 台風12号

2011-09-05 18:54:51 | できごと・事件
 やっと、遠ざかった台風12号。
 奈良では1800mmも降ったという信じられない豪雨。
 わが家の前の道路も10cmほどの川ができてしまい、夜になっても止まらない。

        

 裏の畑の石垣のスキマからどくどくと雨水が流れて来る。
 畑の中は用水路ができてしまっている。

             

 茶畑の石垣のスキマからも大量の雨水が放出されている。
 土中に血管のような水路があるんだ。

                 

                    

 畑ではモロヘイヤ・オクラ・キクイモなどが倒れていた。
 庭ではわき芽で栽培したトマトが無惨にも何本か倒れていた。

 人類に対する天の怒りもわかるけど、ちゃっとやりすぎじゃーありませんか。

 紀元前に活躍した老子・荘子は、人間は自然の一部であることをすでに見抜いていた。
 紀元前の文明の発展が黄河の自然を破壊して以来、約3000年以上たってもなおいまだ復旧できていないのである。
 
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過剰な雨はいけません!台風12号

2011-09-04 15:43:53 | できごと・事件
記録的な大雨を注ぐ台風12号。
 わが町内の山側では、崩土や雨量による道路の通行止め及び停電の緊急放送が続いている。
 隣の山間側地区では避難勧告が出ているのをテレビで知った。
 わが集落も台風が直撃したら危ないかもしれない。

            

 近くの川のようすを午前・午後にわけて見に行った。
 コンクリートから出ている根性ケイトウやタカサゴユリが危ない。

       

 太い流木が木の葉のように流されているのをなんども目撃する。
 川の・水の・雨の・自然の迫力を認めざるを得ない。

                

 午後、見に行ったらいよいよ冠水が始まりそうな勢いだった。
 根性ケイトウもタカサゴユリも濁流のなかに消えた。

 やり過ぎはよくないよ、12号。
 非常用リュックはやはり常備しないといけない。
 わが裏山の道草山の土砂崩れがありそうかどうかを何回か点検するが、大きな変化はなし。
 夕方には雨が一時止んだようで、通行止め解除の防災放送もあった。
 
 
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台風の合間に熊手の修理

2011-09-03 22:04:32 | リフォーム・屋内作業
 のんびり台風は困りものだ。
 農作業をやろうとすると断続的に続く強雨のために出鼻を挫かれてしまう。
 「雨読」のチャンスと思うが、屋根を叩く雨の不協和音が邪魔する。

 しょうがないので、気になっていた熊手の修理を台風の合間を見ながらやることにする。
 これは県内で買ったものだが、太い棕櫚縄一本で全てを縛ってあったものだ。
 しかし、じつに独創的な作品だったが、実用の上ではしばしば縄が外れてしまう。

                

 結局、針金・棕櫚縄・ポリロープを使って外れた「手」を復活。
 熊手はじつに便利な道具だ。
 使うたびに感心する。
 鉄製とは違って、竹のしなやかさがまた優れもの。
 最初に考案した人はスゴーイ。
 ここでもジャポニズムを発見!
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不老不死の霊薬を求めて徐福は?!

2011-09-02 13:45:23 | 歴史・文化財
 卑弥呼から大和政権へ至る歴史的空白が面白い。
 それらの政権が成立する以前の底流に影響を与えたであろう「徐福」の存在に興味をもった。
 紀元前、秦の始皇帝を欺き、公的資金で堂々と数千人規模で日本に「亡命」した徐福集団の痕跡が佐賀・紀州などにある。

 考古学的な物的証拠はまだ未知だが、徐福らが日本に向かったのは間違いない(実証的な歴史書、司馬遷『史記』に明記)。また、「徐福伝説」が日本各地にある。
 近年では吉野ケ里遺跡との関係も注目されている。

 「羽田・秦(ハタ)」という苗字は徐福の子孫だという。
 徐福らの高度な文明・技術は、縄文を弥生へと変えたに違いない。
 大切なことは、日本はこうした大陸の文化を謙虚に学びながら今日に至っていることだ。

 紀元前で活躍した「孔子」「孟子」「孫子」「老子」「墨士」などの「諸子百家」の思想・理論を江戸・明治くらいまで日本人は学習していること、
 それほどに、紀元前の春秋・戦国時代の高度な文化が大陸にすでにあったということ、
 それにしても、その水準の高さの割には人間はいまだに成長していないということ、等をあらためて感じ入るばかりだ。
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初秋の訪問者はコガネとキリギリス

2011-09-01 19:21:45 | 生き物
わが家の夜の空間は、蛾・バッタ・甲虫・蝿などの自由広場となる。
 最初に捕獲したのは、「ヒメコガネ」だった。
 小さいのでマメコガネかとも思ったが、マメコガネは緑と褐色が前胸と背中に区分されたツートンカラーだ。
 「ヒメコガネ」の多くは、背中全面が赤銅・緑銅色のメタルカラーが多いようだ。

 ヒメコガメの幼虫は農作物や樹木を食害するし、成虫はマメ類・ブドウ・栗などの葉を食害する。
 つまり、かわいいけど害虫なのだ。

                      

 次に捕獲したのは、きれいな葉っぱのような体の「ヤマクダマキモドキ」。
 キリギリスの仲間だ。
 クダマキとは、糸を紡ぐときの小さな軸(管巻)のことで、糸繰りの回転するときにブウブウ音がするのを「クツワムシ」の鳴く様に例えたというわけだ。

 そのクツワムシに似ているので「モドキ」がつく。
 「サトクダマキモドキ」は前足が緑色、「ヤマクダマキモドキ」は褐色。

 外は虫の声。家の中は飛び交う虫のカルチェラタン。
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