新年明けましておめでとうございます。
大晦日の紅白歌合戦が終了前あたりから、近所の神社が賑やかになる。
この神社は県下に1つしかない社で、近郊からも多くの人が初詣に訪れる。
午後11時半過ぎから、太鼓が境内に響き、除夜祭が始まる。その音が中盤ごろになると、だんだん賑やかさが増してきて、若者がグループやカップルで集まってくる。
手に持っているものは携帯のカメラやデジタルカメラ。元気が良い。今年の不況を跳ね飛ばすかのように、太鼓の音にあわせ、1分前ごろから口々にカウントダウンが始まる。
1月1日午前0時とともに、社殿の大扉が開いた。
一斉にフラッシュがたかれ、“あけおめ!”や“あけましておめでとう”などと友人同士で言葉を交わす。
そして、社殿へゆっくりと歩き始める。
都会の大きな神社に比べると、境内は広くないのだが、既に一杯。若者たちを中心に元気が溢れていたが整然とゆっくり前へ進む。
中に、私のような年恰好の人がぽつぽつと見られたが、やはり午前0時過ぎの初詣は若さがみなぎる風景で、私は『家内安全』と『交通安全』のお守りを求め、すぐ家路についた。
昼間、太陽が照って比較的暖かかった大晦日だったが、夜になって冷え込んできていた。しかし若い人たちに混じり寒さはあまり感じさせない深夜の初詣だった。
どうか、今年一年穏やかな年になりますように・・・・ 2礼2拍手1礼でした。