放送局の関係者が腕に磨きをかけて制作する年末年始番組。そのほとんどが、長時間の生放送だったり、きっちり作られた長尺物だったりする。
私はここ数年、年末年始は新聞の番組案内を見たり、テレビ局のPRを見たりするだけで、特に地上波の番組は視ない。理由はいろいろあるのだが1つはその番組にドラマ性やドキュメンタリー性がないからだ。
まったく感動を覚えないものが多いため、何か別のことをして、三が日は過ぎてしまっていた。
しかし、そんな中の地上波の番組で、『東京箱根間往復大学駅伝競走』はついつい見てしまう番組の1つだ。ことしもいよいよその番組がきょうから始まる。
2日は往路だ。日本テレビがもう20年ほど前から全コース生中継を始め、最初の頃はお正月の仕事などで、あまり視ていなかったが、ここ数年は何かしらついつい長時間テレビに見入ってしまう。テレビを見ていないときはラジオ中継をかけていることが多い。
往路は108キロ。復路は109.9キロ。雪が降ろうと、雨が降ろうと、健脚を競う。
ことしはどの大学が優勝候補なのかなど、このページからいろいろリンクされているので、放送を見ながら、聴きながら探ってみて欲しい。
また、地デジのデータ放送にも触れて体験する絶好のチャンスだ。リモコンの『dボタン』で少し画面は小さくなるが、最新の情報が文字でも収集できる。過去の記録やトピックスなど結構楽しい。
2012年はオリンピックイヤー。世界での日本の活躍に一喜一憂する年だ。
今回の箱根駅伝の選手の中から、次の五輪陸上で活躍する選手が出てくると思う。
箱根駅伝往路スタートは午前8時。
箱根路が大学生ランナーと沿道の声援で熱くなる。