今国会前半の焦点は何と言っても『消費税増税問題』。
きょうも昼過ぎ、自民党谷垣総裁、民主党樽床幹事長代理などの代表質問で論戦が幕開けした。
自民党谷垣総裁が「民主党のマニフェストに消費税増税は挙げておらず、公約違反だ・・・」と野田総理を追及した。
しかし、野田総理は「衆院議員任期中に消費税率の引き上げは行わない。従って公約違反ではない」と反論。公約違反について質問をかわした。
この、消費税増税問題はまず8%に上げた後、2015年度には10%にという案で、年金問題などの保障制度と一体改革をやろうというのが政府の案だが、10%にしてもまだ財源が不足するというニュースも出始めている。
野田総理はきょうの答弁で「やり抜くべきことをやり抜いた上で国民に判断をあおぎたい。不退転の決意は不変だ」と強く語っていた。また、野党に協力を求める言葉も出ていたが、自民党はじめ野党は解散総選挙で信を問うべきだとして動いている。
国家財政がここまでの大赤字になってしまったのは、自民党政権、自公連立政権時代にどんどん赤字が増えてしまっているのに、当時野党だった民主党もほとんど追及しなかったような記憶が私にはある。
国家公務員給与改定、国会議員の定数削減なども今国会の焦点だ。
これまで、お金がないので…といってどんどん国債を発行しツケを増やしてしまって首が回らないようになっているのに、どのようにするのかといえば、これまでとそんなに変わらない方法で、またまたわれわれ国民に負担を強いるやり方はそろそろ終わりにしてほしいものである。
やはり、国会議員の定数も(待遇も含め)削減するべきだと思うし、国家公務員の給与も下げるべき、外郭団体の整理統合、天下りの禁止などなど特権階級の大改革を先にやるべきだと思う。
これまで、国民を欺くような生き残り方をしてきたツケを、国民に戻せるようなことぐらい考えて欲しいものだ。
国民の一人として、今国会は時間が許す限り、NHKの生放送でチェックしていこうと思う。