寒い朝は目覚めが早いが昼前近くになると暖かく感じることさえある。
穏やかな秋の午前、ぼつぼつ紅葉が始まっていないだろうかと思い、バスに飛び乗った。
市内から1時間に1本の路線バスで約20分、マイントピア別子は渓谷と紅葉がマッチして美しい景色が特徴だ。
しかし、紅葉は少し早過ぎた。桜の木は赤くなった後、落葉が始まっているのでなんとかモミジの色が変わっていないかと探したが、先日の台風の影響で強風のため、葉がこすれて変色している木があるものの、モミジの紅葉はあと半月ぐらいは必要な感じを受けた。(イチョウの木は一部で黄色くなっていた)
ただ、寒暖の差がだんだん激しくなると色付くのも早くなるはずで、11月前半にもう一度出かけることにした。
帰り道、バスの通る道を約1時間、ぶらぶら歩き、秋らしい風景をカメラに収めた。
中でも、コキア(ほうき草)を遊休地にたくさん植えていた。先日、テレビで見た茨城県のひたち海浜公園の3万2000株には遠く及ばないが、これから徐々に色付き、真っ赤に染まると美しいだろう。